勉強中のyoutubeライブ動画を見る意味
youtubeでリアルタイムで、勉強しているところをライブ配信している人が増えてきているようです。
受験生の憧れの東京大学理科3類(医学部進学課程)のトップクラスの学生が勉強の様子を配信すれば、そうなりたい、と思う受験生が一緒に勉強したら頭が良くなるかも、と思って勉強中のライブ配信を見ながら頑張って実際に東大などにも合格するかも知れません。
というのも、人からは無意識の波動が出ていて、ただ会うだけで、潜在意識が書き換わる人もいます。youtubeの画面越しであっても、そのような天才、秀才のオーラは伝わると思います。
例えば、ノーベル賞受賞者のオーラを浴びるだけでかなり感覚が変わる感じがしたこともあります。
人によっては、守護霊同士がやり取りをして、それが、潜在意識にも影響を及ぼす、ということをいう人もいます。
ですから、本当に優秀な人の勉強風景を見ながら勉強するのは効果がある場合もあると思います。
しかし、例えば、東大受験に落ち続け、10浪以上している受験生の勉強風景を見たらどうなるでしょう?逆効果になる可能性大です。10浪生の焦り、怒り、無力感などが画面越しに伝わってきて、優秀な受験生には害になるかも知れません。
そういう意味で、多浪受験生のyoutubeライブ配信を見るメリットはなく、デメリットの方が大きいのではないかと私は考えます。
もちろん、自分の10浪までは行ってないけど5浪なので、この動画配信している人のようにならないために、気合いを入れるために多浪受験生のライブ配信を見て反面教師にしよう、と明確な目標を持って見るならいい効果があるかも知れません。
しかしながら、多くの人は成功者に憧れ、成功者のやっていることをマネしたくなるものです。
失敗者のマネをして失敗したい、と思っている人はまずいないでしょう。
そういう意味では、劣等生の勉強風景のライブ配信は、視聴者数が少なくなるのも当然かな、と思います。
もし、多浪受験生がyoutubeの視聴率を上げるには、例えば、全国トップクラスを取って、その勉強方法を公開する、とかであれば、可能かも知れません。
実績のない人が勉強風景を流しても、見る人はほとんどいないでしょう。ただ、配信者本人が人から見られていることを自覚し、勉強以外のことをやらなくなる、という配信者のメリットはあるのかも知れません。
もしそうとすれば、本人にメリットがあるということで、勉強風景の発信も意味があるとも言えます。
受験生で、どうも勉強する気になれない、という人は勉強風景をライブ配信してみるのもやる気を保つのにいいかも知れません。予備校の自習室に行くと周りが頑張っているので勉強するモチベーションが上がりますが、それと同じような効果が得られる可能性があります。
他にも、テレワークで仕事をしている人も、仕事風景をライブで配信することで、怠けることなく、仕事に集中できるかも知れません。そういう意味では、自分の姿をライブ配信するのも面白いかも知れませんね。