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【新発売の革新的ミニPCRyzen AI 9 HX 370を買って使ってみた!】Minisforum Elite Mini AI 370がRyzen AI 9 HX 370 搭載! その実力を徹底解析


ちょこおです。皆さんどんなパソコンをお使いでしょうか?
AIのPCって、AIだけを特化したPCなの?
違います。
AIの処理を組み込んだアプリ(ソフト)をパソコンで起動し、何かの作業をするときに作業の処理が速いんです。
普段使いも問題なく、AIの生成処理も問題なくこなすのが、このPCの良いところではないでしょうか!(私はこのミニPCがパワフルだなーと思いました)
下記にパソコンの特性などを書き記しましたので、興味のある方は記事を読み進めてください。
Minisforum AI 370ミニPCの実力と活用法を徹底解説しレビューします。
あなたの生活環境に最適なMini PC、フルサイズのデスクトップPCも顔負け?
このコンパクトなボディに詰め込まれた驚異の性能が、あなたのデスク環境を一変させるかもしれません。
ちょこおの一言、このMini PCは、大枚を叩いて買ってます。(涙)

【驚異のAI性能】Ryzen AI 9 HX 370が切り開く新時代のMini PC

Ryzen AI 9 HX 370に搭載された最新のXDNA 2 AIエンジンは、従来比5倍のAI処理性能を実現。
50TOPSという圧倒的なAI処理能力は、ビッグデータ解析やマシンラーニングの分野に革命をもたらし、これにより、画像認識や自然言語処理などのAIタスクが驚くほど高速化されます。
Minisforum AI 370は、この革新的なプロセッサーの力を最大限に引き出し、AI PCの可能性を身近なものにします。

Minisforum EliteMini AI 370の特徴

  1. Q – Minisforum AI 370の冷却性能は十分ですか?長時間の高負荷作業に耐えられますか?
    A – Minisforum AI 370は、コンパクトなボディながら効果的な冷却システムを採用しており、長時間の高負荷作業にも十分対応できてます。
    大型のヒートシンクと効率的な空冷設計により、Ryzen AI 9 HX 370の熱を効果的に排出し、パソコン本体も熱を帯びていません。
    通常の使用では、ファンノイズも最小限に抑えられており、静音性も確保されています。
    ただし、極端な高負荷状態が続く場合(例 – 長時間の3DCGレンダリングや動画エンコード)では、パフォーマンスを維持するためにファン速度が上がり、多少のノイズが発生する可能性もあります。
    それでも、適切な換気のある環境で使用すれば、安定したパフォーマンスを維持できるでしょう。
    ミニスフォーラム AI 370を、合計17時間稼働させ、そのうち8時間をAdobe Premiere Proでの作業に費やしました。
    驚くべきことに、AI 370の筐体上部の温度は26.2℃に留まり、室温25℃で、PCデスクの天板温度23.8℃とほぼ変わらない値です。
    AI 370の温度上昇が極めて少ないことに、非常に驚いています。

    当初、ミニPC用の外付けファンも購入していましたが、この結果を見る限り、追加の冷却は不要のようです。
    AI 370の優れた熱設計と効率的な冷却システムにより、長時間の高負荷作業でも安定した温度を維持できることが実証されました。
    これは、PCヘビーユーザの作業環境において大きな利点となるでしょう。

2.Q – Minisforum AI 370は静音性に優れていますか?
A – はい、Minisforum AI 370は静音性に優れた設計を採用しているようです。
以下の要因により、通常使用時にはほとんど音が気にならないレベル(45db)を実現しています。
(室温25℃の部屋でプレミアプロで動画の作業中に騒音測定器を使用して測定しました)
効率的な冷却システム – 大型のヒートシンクと最適化された独自の空冷ヒートシンク設計により、ファンの回転数を抑えつつ効果的に熱を排出しています。
可変速ファン – 負荷に応じてファン速度を細かく制御し、不要な騒音を防ぎます。
省電力設計 – Ryzen AI 9 HX 370の高い電力効率により、発熱量自体が抑えられています。
通常のオフィス作業やウェブブラウジングでは、ほぼ無音に近い動作を実現。
軽度のゲーミングや動画視聴時も、わずかな風切り音程度の計測結果が出ましました。
それでも、一般的なデスクトップPCと比べれば、はるかに静かな動作音を維持できるでしょう。

3.Q – Minisforum AI 370は4K動画編集に適していますか?
A – はい、Minisforum AI 370は4K動画編集に十分な性能を持っています。
Ryzen AI 9 HX 370の強力なプロセッサーは12コア24スレッドCPUと、内蔵Radeon 890M GPUの組み合わせにより、4K動画の編集作業をスムーズに行うことができてます。
私は、Adobe Premiere ProやRunway ML、PhotoshopやLuminar Neo、Canvaなどの専門的な編集ソフトでも、4Kフッテージのカット編集やカラーグレーディング、エフェクト適用、音声文字お越しなどの作業を快適に行えます。また、NPU(Neural Processing Unit)の高性能により、AIを活用した自動色補正や物体追跡などの機能も高速で実行できます。
ただし、非常に複雑な多層エフェクトや8K素材を扱う場合は、レンダリング時間が長くなる可能性があります。(外付けeGPUの使用推奨)

4.Q – Minisforum AI 370の消費電力はどのくらいですか?
A – Minisforum AI 370の消費電力は、使用状況によって変動しますが、一般的なデスクトップPCと比べてかなり低ようです。

アイドル時の消費電力 – 約10~15W程度であり、これは非常に低い数値です。
通常の作業時  - (ウェブブラウジングやオフィス作業)- 20~30W程度の消費電力が見込まれます。
高負荷時  -(ゲーミングや動画編集)- 50W~100W程度に抑えられています。
これらの数値は、同等性能のデスクトップPCと比較しても半分以下の消費電力であり、特に省電力性が求められるノートPCやミニPCにおいては大きな利点となるようです。

概要 – Ryzen AI 9 HX 370は、最新のZen 5アーキテクチャを採用しており、NPU(Neural Processing Unit)の搭載によってAI処理が効率的に行えるため、特定のタスクではさらなる電力効率が期待できます。
ただし、具体的な消費電力は使用するストレージやメモリの構成、外部接続デバイスによっても変動するため、その点には注意が必要です。
たとえば、高速なNVMe SSDや大容量メモリを搭載することで、全体的な消費電力が増加する可能性があります。

総じて、Minisforum AI 370はその設計から非常に優れた電力効率を持ち、特に省エネを重視するユーザーには魅力的な選択肢であると言えます。
XDNA 2 AIエンジンは、32基のAIエンジンタイルを備え、前世代の20タイルから大幅に増加しています。
各タイルには倍の数の乗算累算(MAC)ユニットが搭載されており、計算スループットが向上しています。
また、電力効率も向上しており、前世代と比較して5倍の計算能力を持ちながら、消費電力は半分に抑えられています。

通常のPCとAI対応PCは、いくつかの利点があります。
AI対応PCは、AIタスクに最適化された特別なハードウェアがあり、高度なAI機能をサポートするため専用のNPUや高性能のCPUとGPUが含まれています。
これにより、AI処理の高速化や電力消費の低減が可能となり、AIソフトウェアーでの作業効率が格段に良くなります。(処理速度はソフトウェアーの種類にも依存します)
一方、通常のPCでも十分なスペックがあれば、AIソフトウェアーの基本的な機能を問題なく使用できます。
私の予想では将来はAIのCPUを搭載したPCばかりになるのではないでしょうか!

5.A 370の拡張性は?

Q – Minisforum AI 370は将来的なアップグレードに対応していますか?
A – はい、Minisforum AI 370は一定の範囲で将来的なアップグレードに対応しています。
主な対応項目は以下の通りです。

ストレージの拡張性 – AI 370は2つのM.2 2280 NVMe SSDスロットを備えており、最大4TBまでのストレージ拡張が可能です。
これにより、ユーザーは必要に応じてストレージを増やすことができ、データやアプリケーションの保存容量を柔軟に管理できます。
自宅や会社にNASのクラウドシステムを構築するとデーターの出し入れが楽になります。

メモリのアップグレード – 最大搭載32GBのLPDDR5X-7500MHzメモリを搭載しており、特にメモリは多くのアプリケーションやマルチタスク処理において重要な役割を果たします。

プロセッサー – AI 370はAMD Ryzen AI 9 HX 370プロセッサーを搭載しており、12コアと24スレッドを持ち、高いパフォーマンスを提供します。
プロセッサー自体はユーザーがアップグレードすることはできませんが、現行のハードウェア構成でも十分な性能を発揮します。

内臓グラフィック –  AMD Radeon 890M統合グラフィックスカードを搭載しており、これも4K動画編集において重要な役割を果たします。
このグラフィックスボードは、快適なフレームレートでの3Dゲーム体験を提供するだけでなく、高解像度の映像処理にも対応しています。
16基のRDNA 3.5コンピュートユニットを備えていて、これは前世代のRadeon 780Mと比較して約30%のパフォーマンス向上が見込まれます。

前面、後面のポートの装備

USB 4ポート  x 1 、
 A Type 3.2Gen x 4 を搭載し、最大40Gbpsのデータ転送速度実現
HDMI 2.1ポートで8K@60Hzまたは4K@140Hzの出力が可能
DisplayPort 2.0ポートで最大8K@60Hz、4K@140Hzをサポート
2.5GbE x 2 イーサネットポートで高速ネットワーク接続を提供
Wi-Fi 6E(9.6Gps)とBluetooth 5.3を内蔵し、最新の無線接続規格に対応
最大3画面の同時出力に対応
2つのM.2 SSDスロットを搭載し、最大4TBのPCIeストレージをサポート
3.5mmオーディオジャックで高品質なサウンド出力を実現
これらのポートは新しい技術やデバイスへの対応を可能にし、将来的な拡張性を確保しています。
外形寸法 – 130 x 127 x 46.9 (LWH)  470g

NPU – さらに、Minisforum AI 370には、AMDのXDNA 2アーキテクチャを基にしたNPU(Neural Processing Unit)が内蔵されており、AI処理能力は50 TOPSに達し、チップ全体で最大80TOPSとなるようです。
このNPUは、Adobe Premiere ProなどのソフトウェアでのAIドライブタスクを加速し、音声テキスト変換や自動シーケンスビュー、シーン編集検出などのプロセスを簡素化することができます。
これにより、4K動画編集時の作業効率が大幅に向上します。

50 TOPSの具体的な解説
「TOPS」は「Trillion Operations Per Second」の略で、「毎秒50兆回の演算処理能力」を意味し、「1秒間に50兆回の計算を処理できる能力」を表しています。
(ちょこおは、到底適いません。)

実際の使用例

AIチップやプロセッサ – 自動運転車やスマートデバイス搭載されるチップが、カメラ映像や音声データなどをリアルタイムで解析する際に
「50 TOPS」の処理性能が必要となる場合があります。

計算速度 – 超高速な画像認識、音声解析、物体検出、状況判断などのデータ処理などを行うために使われます。

Q – Minisforum AI 370に外部接続のGPUは接続できますか?
A – Minisforum EliteMini AI 370は、外部GPU(eGPU)の接続をサポートしています。
特に、USB4ポートを介して外部GPUを接続することが可能で、最大40Gbpsのデータ転送速度を提供します。
これにより、ゲームや動画編集などのグラフィックス集約型のタスクにおいて、システムのグラフィック性能を向上させることができます。AMD Ryzen AI 9 HX 370プロセッサーと統合されたAMD Radeon 890Mグラフィックスを搭載しておりますが、外部GPUを追加することで、さらなる性能向上が期待できます。

ただし、OCuLinkのサポートがないため、USB4を介した接続では、専用のeGPUインターフェース(例えば、OCuLinkやThunderbolt 4)と比較して、最大性能が制限される可能性があります。

ユーザーのレビューによれば、AI370の統合グラフィックスは多くのアプリケーションで十分な性能を発揮しますが、高度なゲームやグラフィックス処理を必要とする場合には、外部GPUの使用が推奨されています。
※MGA1は、AMD Radeon RX 7600M XTを搭載し、MinisforumのミニPCと互換性があるように設計されていますが、OCuLink Interfaceの接続となりますので、UM890ProなどのPCで使用出来るようです。
さらに高い性能をお求めの方は外付けGPUの使用は、不可欠ではないでしょうか。

概要 – Minisforum AI 370は、4K動画編集に非常に適したミニPCです。
このデバイスは、AMDの最新世代のRyzen AI 9 HX 370プロセッサーを搭載しており、12コア・24スレッドの構成により、マルチスレッド処理が求められる動画編集作業において高いパフォーマンスを提供します。
ターボ周波数は最大5.1GHzに達し、Cinebench R23のシングルコアスコアは2,022、マルチコアスコアは21,0786という数値を記録して驚きました。

Minisforum AI 370のAI活用シーン


一般ユーザー

画像・動画編集ソフトでのAI自動補正や物体認識処理が高速化
自然言語処理を用いた文書要約や翻訳ツールの応答速度が向上
機械学習モデルの学習や推論処理が高速化し、データ分析が効率化
AIによる音声認識や音声合成の精度と速度が向上
3DCGソフトでのAIを活用したテクスチャ生成やモデリング支援が高速化
AIによる画像生成や動画編集の処理速度が大幅に向上
ゲーム内のAI処理が高速化し、よりリアルなNPC挙動を実現
Windows 11のCopilot機能との連携で、システム全体のAI支援が強化
(Minisforum Elite Mini AI 370モデルのOSはWindows 11 PRO)

クリエイティブワーク
4K動画編集をスムーズに行える高い処理能力
Adobe Creative Suiteなどのプロ向けソフトウェアに対応
3DCGレンダリングの処理時間を大幅に短縮
複数の高解像度モニターでのマルチタスク作業に対応
RAWファイルの一括処理や大量の写真編集を高速で実行
AIを活用した画像生成や動画編集ツールとの相性が抜群
音楽制作ソフトでの多重トラック編集やプラグイン処理が快適
高速なストレージ転送速度により、大容量ファイルの取り扱いがスムーズ
AI画像生成の生成処理の時間短縮(速さを実感できました)

ミニPCにも使える速度調整ファン
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ビジネス活用メリット
多数のアプリケーションを同時起動してもパフォーマンスが安定
大規模なExcelデータ処理やPowerPointでの複雑なアニメーション作成が高速
AI機能を活用した最新のビジネスツールとの相性が良好
リモートデスクトップやビデオ会議ツールの動作が快適
コンパクトなサイズで、オフィススペースの効率的な活用が可能
低消費電力設計により、長時間使用でも電気代を抑制
セキュリティ機能の強化により、ビジネスデータの保護が容易
モバイルワークステーションとしても活用可能な高い携帯性

ゲーミング性能
1080p解像度の多くのゲームで60fps以上のプレイが可能
eスポーツタイトル(LoL、CS-GO等)では100fps以上を達成
AAA級タイトル(GTA V、Witcher 3等)も中~高設定で60fps前後
AMDのFSR技術により、さらなるパフォーマンス向上が可能
VRゲームにも対応し、エントリーレベルからミッドレンジのタイトルをプレイ可能
ストリーミングしながらのゲームプレイも快適に行える処理能力
コンパクトなサイズながら、デスクトップ級のゲーミング体験を提供
マルチプレイヤーゲームでも、高いCPU性能により安定したプレイを実現
(ゲーミングソフトウェアーによって計測数値の値が変わります)

締めくくり

Ryzen AI 9 HX 370搭載のMinisforum AI 370は、コンパクトなボディに驚異的な性能を詰め込んだ革新的なミニPCです。
AIの時代に突入した昨今は、AIチャット、AIゲーミング、AIクリエイティブワーク、AIビジネスまで、幅広い用途に対応するその実力は、従来のデスクトップPCの概念を覆すものと言えるでしょう。

高い処理能力と省エネ性を両立し、さらに将来的な拡張性も備えたこのマシンは、急速に進化するテクノロジー時代において、長期的な価値を提供してくれるでしょう。
Minisforum AI 370は、単なるPCを超えた、次世代のコンピューティング体験を提供する革新的なデバイスとして、あなたのデジタルライフを大きく変革する可能性を秘めています。
AI PCだから?ではなく、普段使いでも十二分な能力を秘めていて、少し先の将来にAIのソフトを活用するとこのためにも、このPCはお買い得ではないでしょうか。

ユーザーの創造性と生産性を最大限に引き出す、まさに未来志向のデバイスと言えるPCになるでしょう。

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