NetFAXならFAX送信に特化しているから宣伝広告に使いやすい
一度に大量のFAX送信を行う目的に適しているNetFAXは、同一文書を一斉にFAX送信する使い方ができるインターネットFAXとして知られています。
コンビニでFAX送信する際には、1番号ずつFAX送信する必要があるので手間が多くかかってしまいがちです。
では、NetFAXはどのようなサービス内容でインターネットFAXを提供しているのでしょうか。
NetFAXは送信専用に特化したインターネットFAX
インターネットFAXは送受信サービスに対応している所が多いですが、NetFAXでは敢えてFAX送信のみを提供していて受信サービスが無いという点が特徴です。
FAX送信先リストさえ用意すれば、一回の一斉送信で最大2万件の宛先へ同一文書をFAX可能という宣伝効果の高さは、オフィスに設置したFAX複合機では実現困難な送信量と考えられます。
また、予約配信に対応しているので同一の広告文書を興味関心がありそうな法人宛に一斉送信するといった方法も可能です。
反響があった場合には自社内に設置しているFAX複合機や他のインターネットFAXを活用するといった送信と受信の分離を行うことで、一斉送信を効率的に行い営業に役立てるわけです。
敢えて受信サービスを用意せず、NetFAXはFAX送信サービス専用とすることで差別化を図っています。
NetFAXは初期費用0円で完全従量制のシンプルな料金体系を採用
NetFAXを導入したいと考えた時には、会員登録のみが必要であって初期費用は0円です。
また、他のインターネットFAXならば必要となる月額基本料金も0円となっていて、送信FAX1枚あたり5.5円に相当する5ポイントがFAX送信料金となります。
そして、受信サービスを提供していないので、FAX送信枚数のみで料金を計算可能です。
2,000ポイントを2,200円で1口購入しておき、NetFAXからFAX送信を行う際に枚数に応じてポイント減算する仕組みです。
毎回少額の決済を行う必要がなく、2,000ポイント単位で事前にポイントチャージする仕組みと考えれば分かりやすいです。
また、NetFAXはポイント制を採用しているので本来ならば完全前払いですが、経理の都合上から後払いのみしか使えない法人に関してはNP掛け払いサービスの利用ができます。
審査が必要となり、利用条件があるものの法人がNetFAXを利用する際には歓迎されている支払い方法です。
月末締めで翌月末払いとなっており、事前に経理部署へ話を通しておけばスムーズにFAX送信を行えます。
NetFAXは送信専用だからこそFAX番号の取得制度そのものが無い
インターネットFAXを利用する際にFAX番号の取得が必要となるのは、FAX受信サービスを利用する際に相手へFAX番号を教える必要があるからです。
NetFAXはFAX送信サービスのみを提供していて受信サービスが存在しないので、FAX番号そのものを最初から提供していません。
どうしてもFAX番号が必要な場合には、他のインターネットFAXを契約するか、自社内にFAX複合機を設置して電話回線を用意するしかありません。
実際にNetFAXを利用する目的が同一文書の一斉配信が中心となるので、反響による受信FAXは必要に応じて別FAXを用意する必要があります。
NetFAXの利用目的が一斉送信だからこそ、契約に繋がる少量のFAX送受信は別の方法で用意しても採算が取れるわけです。
NetFAXでFAX送信する方法は管理画面からのFAX配信予約
NetFAXのFAX送信は、会員サイトにログインして管理画面にあるFAX配信予約からFAX送信する必要があります。
宛先FAX番号・FAX本文・添付ファイル原稿・配信予約時間という4項目を設定すれば、送信ボタンを押すだけで随時配信予約時間になるとFAX送信される仕組みです。
配信予約可能な時間は、最短で5分後からとなっていて5分単位の指定が可能であって、最長30日後まで指定できます。
また、Excel互換またはテキストデータとしてFAX送信先を複数用意しておけば、一斉送信も可能です。
NetFAXはインターネットFAXの中でも特に広告配信や通達を一斉に行う目的で設計されているので、リアルタイム送信ではなく配信開始時間を予約指定する仕組みです。
NetFAXではFAX受信サービス未提供のため他のFAX手段を確保する
インターネットFAXの中でもNetFAXはFAX送信に特化しているので、管理画面へログインしても受信メニューはありません。
NetFAXから提供されるFAX番号も無いので、FAX複合機をオフィスへ用意するか他のインターネットFAX受信サービスへ加入して併用しなければなりませんNetFAXはあくまでもFAX送信専門サービスです。
NetFAXは最大2万件の相手に一斉送信可能
最大2万件の宛先を指定して一括送信可能なNetFAXは、宛先FAX番号を事前にリスト化したファイルを用意すれば管理画面からスムーズに配信予約可能です。
FAX本文は20ページ以内という制限があり、添付ファイルサイズは6MBまでです。
また、20MB以上のファイルをアップロードしようとすると、自動的に管理画面トップへ戻されてしまうので高負荷につながる無理な使い方はできません。
そして、2万件以上の宛先へFAX送信したい場合には、複数回に分けて配信予約を行う必要があります。
一方、NetFAXでは見込み顧客となりやすい法人FAX番号リストの提供は行っていないので、法人リストを希望する場合には上位版となるNetRealプラスを利用しなければなりません。
NetFAXなら新規顧客獲得と業務連絡ツールとして使える
オフィス向け商品を取り扱う卸売業者やメーカーが、新規顧客獲得を行うためにNetFAXを使った広告展開が役立ちます。
既存の顧客はルート営業で営業しつつ、法人FAX番号へのダイレクト広告を定期的に行えば、反応があった見込み客のみ営業担当が訪問して商談を行えば良いわけです。
また、グループ会社や支店網に対して一斉に通達したい場合にも、NetFAXを使った一斉送信予約配信が役立ちます。
日時指定で配信予約を設定すれば、うっかり通達を忘れてしまう心配がありません。
カスタマーサポートはNetFAXの問い合わせフォームと電話の両方で対応
NetFAXで不明点が発生した時には、充実したマニュアルで解決可能ですが、未知のトラブルが発生した時にはWEBフォームから連絡しておけば翌営業日までに回答が届きます。
NetFAXの一斉送信に問題が発生していて業務に支障が出る状態ならば、緊急時対応として03-3535-0537へ平日9:00~18:00に連絡すれば対処してもらえるはずです。
NetFAXサポートセンターへ問い合わせる際には、具体的な相談内容を事前にまとめておくと状況をすぐに把握してもらいやすくなります。
WEBからのシンプルな解約方法がNetFAXの特徴でもある
NetFAXを解約しようと思った時に、管理画面には解約メニューが無いことに気が付きます。
NetFAXの解約は、WEBフォーム経由で解約希望の連絡をすると折り返し注意事項の説明連絡がNetFAXから入り同意してから解約手続きが可能です。
なぜなら、NetFAXは月額利用料金が0円となるので、無理に解約をしなくても利用者が困ることはほとんど無いからです。
また、購入済みのポイントが解約に伴い失効することになるので、一度解約するとポイント残高を戻せなくなるという点の同意が必要となります。
このため、管理画面からの一発解約ではなく、NetFAXサポートセンターからの確認連絡を待って正式に解約となるわけです。
NetFAX以外にもインターネットFAXは目的に合わせて使い分けよう
最大2万件の宛先へFAX一斉送信可能なNetFAXは、受信サービスを提供しない送信に特化したインターネットFAXです。
NetFAXと同様に送信のみのサービスを提供している秒速FAXは、同報送信数が最大300件となっているので受信サービス付きの秒速Plusへの移行が視野に入れば選択肢に入れられます。
一方、FAX受信が中心ならばFAX受信枚数無制限で無料となるeFAXやメッセージプラスといったインターネットFAXが利用しやすいです。
インターネットFAXは送信と受信の比率やサービス内容で違いが出やすいので、毎月のランニングコストと利用目的に合ったサービスを選ぶ必要があります。
NetFAXならば、一斉送信サービスに強いというメリットを活かしつつ、他のインターネットFAXとの併用がしやすいです。
お役に立った分のサポート頂けると幸いです。今後のコンテンツ制作費用に充てさせていただきます。