踊るオオカミを作るジョー!
♪ダンダンボルボルダンボール ダン・ボール・ジョー(ジョー!)
やあみんな。ダンボールジョーだ。記念すべき10回目は、オオカミ!
そして、アニメーションを今回は少し多めにやってみよう。
◆オオカミのパーツの工作
まずはあたまから。
ヤマオリくんの頭よりもうちょっと横に長い感じの頭をベースに、トンガリ耳とマズル、目と鼻をつける。
続いて体の各パーツ。
今回は、アニメーションに使いやすいように、手と足は曲がっているやつと伸びているやつの2パターンつくったぞ。トンガリしっぽと首もつくる。
◆足を立たせるためのテクニック
背の高い工作を作る時、足が軽いとどうしてもバランスが崩れやすい。
だから足に重りを入れようと思うんだ。
ダンボールジョーはこういうとき、重りにあぶらねんどを使う。
紙粘土だと乾いて軽くなっちゃうからね。ただ、そのまま使うとあぶらねんどの油がダンボールにしみちゃうから、それを防ぐために、ビニール袋のきれはしにつつんでからダンボールに入れればOK。
こうすることで足が重くなって、全体がしっかり立つようになるジョー!
◆立ち上がれ、オオカミ!
…オウ。
組み立てたらめちゃくちゃ弱そう…。
まあ、これがダンボールジョーの工作の味わいってことで…。
じゃあさっそく動かしてみようか。
最初はかんたんに、まっすぐ手足と曲げ手足を交互につかうだけのアニメーション。
立っているポーズ、途中のナナメのポーズ、座ってるポーズ。
ぜんぶで3コマのアニメーションのできあがり。
次はもう少しふくざつにしてみる。
曲がった手足を交互に使って歩かせてみるんだ。
さっきの「立って座って」が3コマだったけど、この歩くオオカミは、1コマだけ多い4コマでできてる。
4コマを繰り返すだけで、歩いているように見えるからすごい。
アニメーションってコツがわかっていれば、意外とシンプルにできちゃうものなんだ。
じゃあ最後にもうすこしコマ数が多いアニメーションを作ってみよう。
10コマのアニメーションでとりあえず踊っているようには見えるね!
表情を出すために、おめめはちょっと描き足してみたジョー。
こんな感じで、キャラクターのパーツを工作して、シンプルなアニメーションをつなぎあわせていくと、『りさいくるずー』みたいな作品もできるようになるんだジョー!
うーん。工作の可能性、無限大!
次回もおもしろい工作を作っちゃうジョー!おたのしみに!