【星読】火星の影響について【ラボ】
お疲れ様でございます。
今日の月が双子座に滞在する中、双子座火星とコンジャンクションしているということで、ちょっと思うところがあったので
「火星の凶角時の解釈と対処について」
…を、ほぼ私見なのですが一つの見識として書き留めておこうかなと。
火星=行動の星・男性性・怒り・積極性を司るイメージが付きまといます。
自分含め一部の占術界隈の方は火星が関わる時は
「男性の方は影響が出やすい」
とご注意させていただくことがあります。
火星が凶角にある時の影響としては…
◎イライラしやすい
◎攻撃的な感情からの衝動性が増す
◎相手を負かそうとする
◎相手より優位に立とうという心地になりやすくなる
◎感情整理がうまく行かず無用に不調子を感じる
ざっくりとしたものですがこのような事がメインです。
が…火星の男性性=男性というのも割りと安直なもので、男性であっても影響が少ない方も居ます。
そうした方の特徴としては…
◎ネイタル(誕生日誕生時間のホロスコープ)に地・水のエレメントの天体や星座が多い
◎自己の精神性を客観視出来てコントロールできている
ような方です。
地・水のエレメントに属するのは以下です。
《地のエレメント》
牡牛座=支配星:金星
乙女座=支配星:水星
山羊座=支配星:土星
《水のエレメント》
蟹座=支配星:月
蠍座=支配星:冥王星
魚座=支配星:海王星
つまりこれ以外の天体と支配星が多く絡むネイタルを持っている人で、尚且ついわゆる火星の力を意識的に有効活用できるすべを知らない人は火星が凶角を取る時に非常に影響を受けやすい側になりやすい方といえます。
ですが、私もそこまで多くの人々のネイタルを鑑定させていただく経験は積んでおりませんので、データ不足な点が多いです。
現状のところあくまで感覚ですので、あしからず。
また今日のような双子座火星にスポットが当たる時、双子座の支配星は水星であり、地のエレメントの乙女座の支配星も水星であります。
ですが、双子座そのものは風のエレメントです。
ここで、双子座(支配星:水星)に滞在する火星の矛盾のようなものを感じる方もいるかも知れません。
この場合火星が滞在するサイン(星座)は「環境=その星がどうした影響を外に表現するかの性質や方向性」を表すような感覚です。
火星は『行動・攻撃性・衝動性・激情』などを司り
双子座は勿論支配星水星の影響下にあるためその性質は『コミュニケーション・好奇心・二面性・頭の回転の速さ』がクローズアップされます。
火星の凶角はつまり双子座の性質上で表現されやすいということです。
激しい口論や落ち着きの無さ、頭の回転が早まって言わなくてもいいような余計なことまで発言してしまうなど、そうした形となっていきやすいということで、気をつけていけるといいのかなと。
男性であっても、昨今は女性性の高い精神を持つ人も多く存在し、逆に女性であっても男性性の高い精神を持つ人も多くなっています。
男性であっても、水のエレメントや土のエレメントが多いネイタルを持っている人はそんなに強い影響もないかもしれません。
が…
その代わり、そうした人の場合は周囲の火星の凶角に影響されてしまう人から一方的に攻撃されてしまって不快な思いをする事の方が多かったりして、全く無関係というわけでもないわけですね。
こうした時は自身のプロテクトを強める必要があります。
ここでいうプロテクトというのは簡単に言えば
『自分が守られていると感じられるものを装備しておく』
みたいな事ですw
そのためには自身の気持ちが落ち着くようなアイテムを何かしら身につける(パワーストーンでも氏神さんのお守りでも、大切な人の写真、大好きなマスコットキャラのストラップやぬいぐるみでもなんでも可。自分が『守られている』と感じられる安心感を与えてくれるようなアイテムのことです)のが可視化出来る装備としては良いとは思います。
そうしたアイテムはただ単に持っているだけでもあまり意味はなく、また単に気休めするというよりは
『これが自分をしっかり守ってくれている』と強く思い込むことが何より大事です。
また何かトラブルに巻き込まれた際、そうしたアイテムを身に着けておいてふとそうしたアイテムを意識した時に一緒に『今日は自分をしっかり守らないといけない日』であることを再認識することが出来るようになります。
認識を強めると人は気持ちの構えを立て直すことも出来るので、なんの準備もないよりは気持ちの余裕が作りやすいです。
自分が良い気分で居られるようにするために、自分が腑に落ちる方法で自己調整出来るようにしていけるといいですね。
またそうしたアイテムを手にした状態でふとなんとなく関わる人が自分にとってあまり良い影響が無いと感じた場合、察して相手から距離を取ったり離れたりといった対処法を取ることもできるようになりますね。
火星の凶角(スクエアやオポジションなどの吉凶混合も含め)に影響を受けないようにするためには、日頃から『火星力』を意識して使えると良いと言われます。
火星力とは申しますが、つまりは火星が司る要素の自己の行動力や衝動性などの調整や自己操作を管理することですね。
『自己統制・自己操作』などと言ってしまうとなんともな心地ですが、日毎に変わる自己の精神状態や心理状態を俯瞰的に観察し、極力無意識に操作不能になる瞬間を減らしていくように意識する。
というのが、自己操作を実現していく上では欠かせない感覚であると思っております。
日頃から火星の効いている時に意識をすることを癖付けると、自身のそうした無意識も有意識的にイメージして掴みやすくなるかと。
今回は火星の影響についてのざっくりとした個人的なイメージを記載してみました。
あとがき:今後もこうした事を思い至った時に投下していこうかなと思いますが、あくまで個人の見識にとどまるところで私自身も勉強途中なので、言語化として不十分な点もあるかと思いますので、あくまで個人の一つの解釈の形式としてといった感じで受け止めてもらえると助かります。
では、今回はこの辺でノシ