打牌批判の是非

2022/10/13 マーチャオフリー +5k

 今日は朝9時から打ち子だった。
8:45頃に遅刻しそうだなと思いつつ、定食屋に入った。
朝飯食わなきゃ麻雀にならないから仕方ないね。
焼きたての鯖を味噌汁で流し込み、ダッシュで店に向かうと、なんとか間に合った。


店内には常連のOさんがいた。Oさんは強面な見た目に反して気さくで、よく笑う良い人だ。
基本的にマーチャオ3Aに悪いお客さんはいない。きっと金の余裕がそのまま心の余裕なのだろう。

いつも通りOさんと軽口をわいわい言い合いながらこの日の麻雀が始まった。
最近チャオフリーで負けてないので意気揚々と卓に着いたが、かなりきつい始まりだった。
全赤特有の手が入らず、ひたすらツモられて飛ぶというのを何回か繰り返し、5本目に入る頃には4万出しという有様だった。


4巡目に上のテンパイが入った。
心の中で、「ついてない時はこういうのも空ぶったりするもんだよな」とか考えてたらなんと3段目までツモ切りが続きやがった。
この時点でかなり嫌な雰囲気が漂っていた。
親のOさんがうんうん言いながら2s切りリーチをしてきた。
「やめろやめてくれ頼む」と心の中で懇願していると無情にもOさんが一発ツモ。開かれた手牌は

「58sが怖かったんだよねー倍スリー♪」とご機嫌なOさんに、147s待ちを見せつけ威嚇しておいた。
もうね、こういう漫画みたいな負け方しなくていいから。
いいからいいから。


熱くなった俺はケツが椅子に張り付き、気づけば自ら延長を申し出てた。
その後、Oさんが抜けた後に座ったじいちゃんも、毎回倍3をツモ上がり、俺は毎局1500ptを配布するシステムと化していた。

俺は昔、こういうつかない時に、クソ打牌をする他家に、頭の中で怒り狂っていた。
正直態度にも出てたと思う。
まあ今でも脳内批判を全くしないと言ったら嘘になるが、昔のように感情の荒波に揉まれることは無くなった。
打牌批判なんてされた方は気持ちいいはずないし、批判してくるやつと打ちたいと誰も思わないしね。
打牌批判はお子ちゃまのやることだ。


このように徳の高い考え方の俺を仏が見放すはずもなく、気づけばプラ転しており、今日もなんとか勝ちを収めることができた。
ありがとう神様。




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