少牌確変チューリップにて

2022 10/22 +8k

この日は動物園時代の先輩で、元四麻9段の人生下振れ君と動物園時代のお客さんK君とセットを組んだ。

サイゼは会計ルーレットだったのでめちゃくちゃ食い散らかした。
どうせ払うの俺じゃないしね。
案の定会計はK君持ちだった。アザース。

結論から言うとこのルールクソ楽しかった。

開始1時間はガチでつまらなかった。下振れ君がサンマビギナー特有の、メンツ手字牌単騎リーチみたいな早漏リーチを無限に俺から出上がり、
K君はゴリラなので2巡目にリーチし3巡目にツモるのを無限に繰り返していた。
チップ100枚持ちで初めたが俺は2ハンチャンでおかわりし、1時間経つ頃には三回おかわりした。
開始1時間でキレ芸したのは初めてかもしれない。

かなりオワッタ状態から始まったが、2時間、3時間と経つごとに
持ち前の持久力で徐々に肩をあっためていき
反比例するように下振れくんの口数は減っていった。
K君はゴリラなので黙々と2巡目リーチ、3巡目ツモを繰り返していた。

最終的には完全に俺の肩が仕上がり、

華3

ドラを覚えてないが、発を即ヅモし、トリプルで二回補償の確変突入した。
当然途中で華がめくれ16ラウンドにも突入し、53枚は106枚オールが降臨。
この辺りから下振れ君が辛そうな顔で打ち始めたので
「だいじょうぶ?辛かったらいつでも言ってね。」
と心配して声をかけたら滅茶苦茶ブチギレていた。
人間の気持ちはわからないね。

朝5時までやる予定だったが下振れ君がギブアップ宣言をした

俺はつかなくて嘆いている下振れ君が大好きなので滅茶苦茶拝み倒した。
勝ってる時に続行をお願いしたの初めてかもしれない。

俺の懇願が身を結び、ラスト一回だけ付き合ってくれた。

ラスハンオーラス、下振れ君とゴリラが競っていて、俺は3000点持ちのラス目

配牌は悪かったがまあ和了は見えそうといった感じだった。

ツモ番が下家のゴリラに回った。

ツモ番のゴリラは第一ツモをそのまま卓のヘリに叩きつけた。

「ツモ地和」

俺と下振れ君は大爆笑し、つられてゴリラも大笑い。

途中はぐちぐち言っていた下振れ君も、
「ここまで行くと清々しい」「一番いい終わり方だ」
と納得していた。

このセットでできることは全部やった俺たちは満足感に包まれながら帰路に着いた。

ちなみにこの記事を書いているのはチャオフリー後なのだが

下振れ君を煽ったせいか11万出しまでいった。

煽りは良くないね。

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