区市町村別新規感染者数

 東京都は、区市町村別患者数の累計値を公表しています。特定の人別の特定の日の累計値の差分を取れば、その期間内にどの区市町村で何人の新規患者が確認されたのかがわかります。5月31日と6月28日の累計値の差分をとり、「都外」「調査中」分を排除して全体の割合を調べ、また、新規患者数を人口で割って10万をかけたものを「10万人あたりの新規患者数」としてみました(この間の新規感染者数0の区市町村は省略してあります。)。

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 これを見ると、東京都内でも、この6月に感染者数が大幅に増えた区市町村というのは、ごく一部に限られることがわかります。新宿区が圧倒的であり、約1ヵ月間で10万人当たり10人以上の新規感染者数を出したのは、新宿、豊島、中野、港、小金井、渋谷の6区市に限定されます。

 都知事選が終わった後また抑圧的な感染対策がなされるのかもしれませんが、東京都内と雖も一枚岩ではない現状をきちんと踏まえていただきたいと思います。

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