42Tokyo Piscine 14日目【メソポタミア人の詩】
きのう生まれたものがきょうは死ぬ
つかの間のうちに人間は闇に投げ込まれ
突然押しつぶされてしまう
喜びに歌を口ずさむときはあっても
たちまち嘆き悲しむことになる
朝と夜とのあいだに人びとの気分は変わる
ひもじいときには亡骸のようになり
満腹になるとその神とも張り合い
ものごとが順調にいっているときには天にも昇るなどとしゃべるくせ
に困ったときは地獄に落ちそうだとわめく
メソポタミア人の詩
Piscine も14日目となる。
右も左も暗闇の時に頭に去来するのは大昔の人類の詩、、