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あなたが暗記が出来ない理由

A.あなたに根性がないから

薄々気づいてますよね? "効果抜群"、"努力しないで"、"科学的”など甘い言葉に修飾された暗記術を必死で読んで、取り組んで見るものの、全然覚えられないと嘆いている。

ダメなのは、暗記術ではなくて、あなた。時間がないなど言い訳ばかりし継続的に取り組めない、あなた自信。

「誰でもできる暗記術」は、「時間をしっかりかけて継続すれば」と言う前提が必ずあるに決まっている。この記事でも、そう言う暗記術を書いているので、何一つ継続出来ないあなたには、無意味だろう。

ただ、それでも3%くらいは、救えるかもしれない暗記術について書こう。
名付けて、「螺旋式暗記術」(ダサい。。)

救えるかもしれない根拠

「螺旋式暗記術」は、以下の2つの理屈に基づいた暗記術である。

進歩している実感があればちょっとは頑張れる
 思い出す回数が多ければ多いほど記憶は定着する

どこかの論文や引用やらで科学的根拠を示してもいいが、めんどくさいので、そりゃそうだと納得してもらえることを期待する。

思い出す回数を徹底的に増やして、覚えてきているなぁと言う実感があれば、切羽詰まっているが根性がなくて何にも継続できないあなたたちでも3%くらいは救われるんじゃないかと。
ちなみに、3%と言う数字の根拠は、、、あるわけない。

本暗記術の目標

以下くらいのものは、1日1-2時間かけて1ヶ月で覚えきる。つか、この程度のものを1ヶ月で覚えられないやつは何ヶ月かけても覚えらんねぇよ。
・  英単語や古文単語1500語程度
・  中学の社会や理解(高校だと分野別)の一問一答の問題集一冊レベル

本暗記術の手順

(以下、英単語1500語を例として記載する。)

1、1日に覚える数を決める(かける日数で割るだけ)
   1日50単語×30日 = 1500単語

2、その日の分を1問1答形式で解く。わかなかったものにチェックする。
「information 」を見て「情報」と答える

3、2、でチェックがあるもの中心に最初から解き直す。
※またわからなかったらチェックをする。(チェック二つ目)

4、3、を全部覚えきるまで繰り返す。

5、全部覚えたらまた最初から通しでやってみる

6、開始から昨日までの分について、3-5を行う
11日目であれば、50単語×10日=500単語があるはずで、それを頭から全部やる。大抵覚えているから1単語2,3秒で行けるから20-30分もかからない。あれ?だったら最初の50単語だけすごいなんどもやることにならない?と思うでしょうが、はい。そう。それでいいのです。
(理由をだらだら書くのはめんどくさいから理由は自分で考えて。)

7、全部終わったら、定期的に全部チェックし直す
日によってなかなか覚えられなかったところだけとか分割してとか自分の記憶状況に照らし合わせてやればいい。一度覚えたものなので、全部やっても大して時間かからない。(2時間弱。すげぇかかるじゃんと思ったあなたは、もう一度何をしているか振り返って。それでもやっぱすげぇかかるからきついわと思うなら、もう暗記は諦めなさい。)

根拠と本暗記術の手順の紐付け

蛇足ではあるが、一応最初の根拠にあげた二つを本暗記術がどう対策しているのかだけまとめておこう。

「進歩している実感があればちょっとは頑張れる」について

その日確実に覚えきるまでやるし、次の日も次の日もやるので、初日の単語は3日目にはほぼ覚えていることに気づく。1週間もやると、200単語くらいはヘーキで覚えているのが普通。
※個人差はもちろんあるから、それが50くらいでもいちいち凹むな。バカな自分には50上出来と思え。流石に50も覚えられないのであれば、無理だと自覚して別の道を模索せよ。
200単語覚えたら、実感として結構語彙力増えた感が出る。勉強の成果的な実感が1週間頑張ってできたら、やる気が芽生える可能性は15%くらいある。(15%の数字に根拠はない。)

「 思い出す回数が多ければ多いほど記憶は定着する」について
これはわかるよね?その日覚えきるまで何回もやるし、次の日もやるし、その次の日も。強制的に、死ぬほど思い出す回数を増やす為の暗記術。

本暗記術の心構え

・1日や2日やれない日があったっていちいち気にしない。
・環境・グッツにこだわらない。(赤シートがないから隠せないとかね。)
・無駄なことしない(答えを全部ノートに書きながらやるとか。)
・覚えられてないことにいちいちイライラしない。(覚えるまでやれ。)
・それでも本当に覚えられないし、やる気も出ないときは諦めろ。
   (インターネットがあるんだから暗記することに大した意味ねぇよ)

困ったちゃんへのQ&A集

なんでもぜーんぶ教えてもらえないとなんの工夫もできない人向けのQ&A集なので、健全な読者は読まなくてOK。

Q. なんで「螺旋式暗記術」なんてダサい名前にしたの?
A. なんども繰り返す暗記方法を表現する手段が思いつかなかったら。「反復」じゃ弱いし、スパイラル暗記術も同じくらいダサいし。。

Q.複数意味のある英単語やスペル覚えたい場合は?
A.単語見て重要な意味1つも覚えてないやつは、まずはそれを覚えてから考えたらどうですか?1000段の階段も、1段目を登ってから考えて。

Q.やってみたけど全然頭に入ってきません。
A.あまりに馴染みがないものなら、無理よ。。例えば、アラビア語単語をこれで覚えろと言われても、流石にきつい。ある程度、みたことあるとか雰囲気知っている状態を作らないと。見るもの見るもの初めてのものばかりでは辛いものがある。なので、例えば英単語であれば、文法や読解も並走しながら単語帳も眺めて、などをやって馴染んできて一気に覚えるのがおすすめ。
※ちなみに筆者は、0ベースからベトナム語4000語を2ヶ月で覚えた。そのときは、「なんか知っている状態」を強制的に作った。最初の1ヶ月とにかく全部読む(短い時間で何回も)。音聞きまくる。隙間時間でなんどもみる。などなど。。

Q.ごろ合わせとかストーリーで記憶するとかどうなの?
A.全部にしっくりくる語呂合わせやストーリー作れんの?またああ言うのって相当強引だから結局力技でしょ?

Q.でも、語呂合わせの方が覚えやすいものもある!
A. いや、この暗記術と矛盾しないって。。思い出すツールとして語呂合わせやストーリーを知っているなら取り入れたらいいでしょ。でも、そこにエネルギーを使って何が何でも語呂合わせをしようとして時間取られるのは、あほ。

Q.書いたり音読したりするのは?
A.どうしても覚えにくいものだけピンポイントでやるといい。書くことや耳で聞くことは五感を使えて記憶には役立つ(らしい。詳しくは知らん。)
ただ、これも、全部書いたり、音読するのも馬鹿馬鹿しい。みただけで覚えるやつを全部やる必要はないよね?

最後に

特になし。

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