浪人日記 世界史の記述考察

世界史。現状記述力はまだまだです。どうしたらできるようになるか考察します。なぜできないか、それは書く情報が出てこないからです。ではなぜ出てこないか。記述を行うには一問一答をやっていてもできるようにはなりません。なぜならば知識の出し方が違うからです。少し例を。
一問一答
グプタ朝では[1]を中心に仏教教学が発展、[2]、[3]などのグプタ様式を示す石窟寺院が建立された。
1. ナーランダ僧院 2.アジャンター 3.エローラ
記述
グプタ朝の仏教の歴史的展開について述べよ。

このように複数の歴史的事実を一纏まりに考えなくてはいけません。従って記述の暗記法とは大まかな(複数の歴史的事実を要約するような)事実を確実に押さえることです。 
 もう一つは時系列を厳密にしなくてはいけません。どうすれば覚えられるでしょうか。これは因果関係を抑えることが鍵でしょう。例えば英仏協商、英露協商、露仏同盟を順番に並び替えよと言われたら、英仏協商はファショダ事件の後に成立し、日露戦争の頃には協調姿勢だったこと、英露協商は3b政策への対抗から成立したこと、露仏同盟はビスマルク辞職のあと再保障同盟が破棄された後成立したことを押さえれば、露仏同盟→英仏協商→英露協商とわかるはずです。



いいなと思ったら応援しよう!