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[ep.7]試される大地、西弟子屈

【メインテーマ】
100km歩こうよ大会 in 摩周・屈斜路 2019の実行委員がリアルに100kmを歩くことを決意し、実行したらどうなるのか?

●釧路川の源流から第2CP「はなこや」へ

コタン温泉の集落を出発してしばらくすると、屈斜路湖から流れ出る釧路川の源流に到着します。

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道道52号の橋から、屈斜路湖と釧路川の始まりが一望できます。残念ながら私には、どこまでが屈斜路湖で、どこから釧路川なのかは判断出来ないです。湖底(川底?)がはっきりと見えるくらいに水が澄んでいます。

間もなくして、国道243号にぶつかる青看板が出てきます。この交差点にチェックポイントがあるので、あと300mで到着です。

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カーブを左に曲がって見えた景色は、300m以上ありそうな直線でした。交差点が遠くに見えます。

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300mって、こんなに遠いですかね?目の錯覚、トリックアートのような感覚です。

第2CP「はなこや」に到着する直前に、綺麗に剪定された木々を見ることが出来ます。

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造園業なのか個人宅なのかわかりませんでしたが、弟子屈町内でこのような風景を見たことがなかったので、変わったものを見たような感覚でした。

さて、いよいよ交差点に到着しました。

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●10:49、第2CP「はなこや」に到着

交差点を渡り、第2CP「はなこや」に到着しました。赤い幟旗の「いらっしゃいませ」「営業中」が味わい深い雰囲気です。

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タイムチェッカーに到着を告げた後、まずはお手洗いに向かいました。私は便艦(べんかん…便所要塞艦長)なので、都度トイレチェックを行っています。このCPでは、工事現場などで利用する簡易トイレです。

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我々はまだ序盤の参加者だったためか、比較的綺麗な印象を受けました。ニオイは我慢できないほどではありませんでした。便器右奥にある黒い部分を踏みつけることで、ポンプの原理で水(薬剤?)を流すことが出来ます。

設置した足場が悪かったのか、黒い部分を踏むとトイレが左右に揺れてしまいました。震度でいうなら震度5強くらいの揺れです。

このチェックポイント「はなこや」さんは、弟子屈町の飲食店です。ハンバーガーや定食などがあるようです。本当は注文してレポートしたいところですが、ハンパなくケツカッチンなので、これもまた今度の機会にします。

・てしかがじかん 屈斜路湖近くの定食屋「はなこや」が今年もオープン
https://teshikaga-times.com/spring/hanakoya
・弟子屈なび はなこや
https://www.masyuko.or.jp/introduce/hanakoya/

便器を写したあとで食事の話をするのもどうかと思いますが、ここでは豚汁(弟子屈風に言うと「ブタジル」と読む)とおにぎりをいただけます。

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インスタ風に取るのであれば、このような近景になるでしょうか。

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ここでも、ねぎぽぽ夫妻にお世話になります。私は今回クロックスみたいなサンダルで歩いていたので足に負担が大きいらしく、やや入念にマッサージをしていただきました。

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23kmちょっとしか歩いていないにもかかわらず、現時点で足の疲労感と足のマメの出来初めを感じていました。この時点で、果たしてゴール出来るのか、少し疑わしい気持ちを持つようになりました。

100km歩こうよ大会は、自分の心にある二面性との対峙の繰り返しです。以前私が歩いたときは、極限まで楽しむことを前提にしており、かつ時間的な制約が殆ど無いに等しかったので、負の感情が現れることがありませんでした。今回は違います。とにかく時間の制約がストレスになり、負の自分が襲いかかります。これから先、メンタル面に巣食う負の自分がフィジカルを蝕んでいくことを、嫌なほど味わっていくのです。

●11:20、第2CP「はなこや」を出発 ※ここからコースが分岐

我々は11:20に第2CP「はなこや」を出発しました。このチェックポイントで、リアル100kmと一般100km(実際は84.6km)でコースが分かれます。

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この地図はリアル100kmのコースです。一般徒歩参加者は、この地図の「はなこや」を東(右の方)に歩いていきます。リアル100kmは屈斜路プリンスホテルまで西に向かってから、農道を再び東に向かってもう一度「はなこや」に戻ります。

国道243号は道道52号と同じく、右側に歩道がある歩きやすい道です。

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このルートは、私が10年前に歩いたコースの逆走です。途中に、かつてチェックポイントに設定されていた「屈斜路ウォータースポーツ交流公園」を通過していきます。

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私が10年前に歩いたときは、ここは第4CPでした。かなり多くの徒歩参加者がマッサージを受けたり休んでいたりしていたところです。広い駐車場にテントやプルーシートを敷かれて、たくさんの話し声が飛び交っている過去の幻を垣間見たような気がしました。

ここから少し歩いたところに、ロードバイクに乗ったアングロサクソン系のインバウンドの方3名(若そうな男女)程度がいました。「ハロー」と声をかけると、「コンニチワ」と返されました。あとあと弟子屈の知人に聞くと、「日本人のハロー挨拶、外国人のコンニチワ返し」は日頃からのあるある体験だそうです。

挨拶だけでその場を立ち去ろうとしたら、最年長らしき人から英語でたぶんこんなことを言われました。「あなたたち、もっと速くあるかなきゃダメだよ」。何を以って我々を急かしたのかは、未だに理解できていません。きっと親切心なのでしょう。

西に向かって歩いていくにつれて、空には雲が立ち込めてきました。

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ウォータースポーツ公園から程なくして、車線の反対側に「屈斜路研修センター」という施設が見えてきます。

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ここは第1回大会の第4CPだったところです。当時、私は別の場所を巡回していたのでこの場所の思い入れは殆ど無いのですが、どれくらいの人がかつてこの場所が100km大会のチェックポイントだったのかを知っているのかは興味があります。

暫く歩くと、和琴半島に行ける交差点に差し掛かります。

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この界隈が「阿寒摩周国立公園」に名称変更されてから、入口の看板は新しくなっています。半島って英語で「Peninsula(ペニンシュラ)」っていうんですね。完全に雰囲気だけですけれども、ここにペニンシュラ感は全く無いですよね。偏見?

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ペニンシュラ和琴(和琴半島)は、こちらの地図の赤丸の場所です。

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温泉が出たり景色が良かったりする場所のようですが、私は今まで一度も行ったことがありません。いずれ行ってみたいと思っている場所の一つです。

そんな中、写真には収められませんでしたが、左の向こうの方、これから我々が歩く道の方には、オレンジ色の服を着た人が歩いている姿が見えます。おそらくは、リアル100kmで先頭を歩かれている方でしょう。大きく手を振りましたが、お互いに動きが確認できませんでした。

さらに、ペニンシュラ和琴を通り過ぎてしばらくした頃に、前方に歩いている方が見えてきました。

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少しして、とうとう前を歩いていた方と並び、恐縮ながら先に進ませてもらうことにしました。面識のない方とお話しながら歩いていくのも大会の醍醐味でもあるのですが、とにかくペースを崩してはならない一心でした。

●やっときれいに写真が取れた!クッシー街道の可愛いイラスト

そんな中、予てより私がゴリ押し猛プッシュしてきた「クッシー街道の可愛い看板」を、きれいに撮ることが出来ました。

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道道52号がクッシー街道かと思いきや、国道243号にもクッシー街道の看板があるので、どこからどこまでがクッシー街道なのか、いよいよわからなくなってきました。

あれこれしているうちに、右にパーキングスペースが出てきたら、屈斜路プリンスホテルまではもうすぐ近くです。

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屈斜路プリンスホテルの外観が見えてきました。弟子屈町内ではあまり目にしないリゾート風の佇まいです。

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●12:30、休憩所「屈斜路プリンスホテル」に到着

第2CP「はなこや」から1時間10分で、屈斜路プリンスホテルに到着しました。妙だな…想定よりも早く到着している。

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配布した公式マップでは第2CPと屈斜路プリンスホテルの区間は8.0kmと記載していましたが、Googleマップで調べてみると6.6km程度でした。距離の測定に誤りがあったようで、マップ上は2回目の第2CP「はなこや」まで8.0kmとなっていますが、実際にはもっと距離がありそうです。来年は配布資料の距離を修正しなければならないというタスクが出来ました。

計算上で時速5.5km、少しペースが落ちています。はじめの方で時間の貯金を作っているので、使い果たさないようにしなければなりません。

休憩所「屈斜路プリンスホテル」はチェックポイントではないため、マッサージ等のサービスはありません。水分とバナナがありましたので、ありがたくいただきました。

今回も、チェックポイントごとのトイレチェックを行います。ホテルのトイレを利用できるのですが、ホテルまでは国道から100mほど歩く必要があるのが難点です。

トイレに入る際、ランチブッフェの様子を目の当たりにしました。1800円だそうで、あいぼん氏と共に「これはお得ですね」と興味津々でした。さすがに食事をする時間はないので見送りました。

※調べてみたところ、てしかがえこリストバンドを見せると、ランチブッフェが200円引きになるそうです。

・ツーリズムてしかが 屈斜路プリンスホテル|日帰り入浴&ランチブッフェ割り引き
https://tourism-teshikaga.co.jp/kussharoprincehotel/

てしかがえこリストバンドは大会の前夜祭でも販売しているので、弟子屈を満喫したい方にはマストアイテムの一つです。

さあ、早速トイレチェックです。

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さすがリゾートホテルのお手洗い、清潔感はもちろんのこと、ウォシュレットも設置されています。水を流すボタンが左上に設置されているのは珍しいケースだと思いました。ウォシュレットの水温は、やや熱めのお湯でした。

トイレを後にし、トイレ脇にあった椅子に座り、ストレッチを施します。私が履いていた靴下がどうにも皮膚と擦れてしまい不快だったので、いっそのこと靴下を脱いでしまいました。

●12:45、休憩所「屈斜路プリンスホテル」を出発

思う存分、リゾートホテルのトイレを担当してから、私とあいぼん氏は屈斜路プリンスホテルを後にしました。

ここらのルートは、国道243号に並行する農道を歩いて、第2CP「はなこや」に戻っていくルートです。

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屈斜路プリンスホテルを出発して比較的すぐに左折します。津別峠に向かう道道588号を少しだけ歩きます。サポートの方が笑顔で誘導してくれました。

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道道588号を歩き、しばらくして振り返ってみたら、全身で応援してくださっていました(写真左下)。笑顔は伝播するものですね。本当に大会の醍醐味です。

道道588号を500mほど歩いたら、さらに左に曲がります。地元本部スタッフの佐々木氏が、先程のサポートの方と同じく、やはり笑顔で誘導してくださいます。

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地図を見るだけだと平坦で真っ直ぐな道ですが、比較的起伏のある道です。木々で囲まれた景色と、田畑に包まれた景色が混在していきます。

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写真ではわかりづらいですが、農家のさらに奥の方に、うっすらと屈斜路湖が見えてきました。

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先程休憩した屈斜路プリンスホテルも見えてきました(写真中央左側)。

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下に咲いている花はマーガレットのように見えますが、ネットで調べてみると、葉の形から「フランスギク」である可能性が高そうな気がします。

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また真っ直ぐの道。

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畑が広がりますが、何の作物なのかはわかりません。

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道路標識には蔦?木の枝?が絡まっていました。

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●3回の曲がり道 1回目 - 自ら打ち込んだ木杭

国道243号に並行するこの農道には、3回曲がるところがあります。曲がるところには木の看板が立てられていますので、看板の指示に従ってコースを歩きます。

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まずは1回目の曲がり道です。

この木の案内を立てたのは、私を含めた実行委員3名です。前日に3箇所にこのような形で木杭をハンマーで打ち込みました。

車で移動をすればあっという間の距離も、歩いてみると相当な距離です。しかし、歩く速度でないと見つけられないものもあります。屈斜路湖を背景にしたフランスギクは、歩きでなければ見つけられなかったでしょう。

少し進んで山側(道路の右側)を見ると作物が育っています。相変わらず、何の作物かはわかりません。

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しばらく進んで左の方には、木造と思しき素敵な建物がありました。

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白い花を咲かせた畑が広がります。写真だと白い花よりも緑色の葉が映えて見えるのは少し残念です。

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そうかと思いきや、育てている作物が変わると畑の色も変わります。今度は薄茶色混じりの薄緑色に広がります。

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●3回の曲がり道 2回目 - 誤りと、掲げた目標とは

2つ目の曲がり道に差し掛かりました。

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何だか歩けど歩けど第2CPに到着する見込みが立ちません。よくよく調べてみたら、前にも書いたのですが、コースマップに記載した距離に誤りがありました。

【誤】
2CP(1回目)→プリンス 8.0km
プリンス→2CP(2回目) 8.0km

【正】
2CP(1回目)→プリンス 6.6km
プリンス→2CP(2回目) 9.4km

2CP(1回目)→プリンス→2CP(2回目)の区間距離が16.0kmであることには変わりがありません。

申し訳ありません、次回のコースマップは修正するようにします。ただ、自分の足で歩かないと気付くことが出来なかったミスです。そしてこのミスは、このスティントを歩く上で、精神的なダメージを与えることになりました。

10年前に私が徒歩参加したとき、「泣き言(ネガティヴなこと)を言わない」という目標を立てて参加しました。100%ではなかったかもしれませんが、合格点をあげられるくらいの自己評価でした。

今年は、どのような目標を持って参加したのか…少し考えてみました。答えが見つかりませんでした。

完歩するのは当たり前、泣き言を言わないのも当たり前。リアル100kmコースがどんなものなのか視察する、それ以外に何も考えずに徒歩参加という形を取ったという「行動」を、「目標」と履き違えてしまったのかもしれません。加えて、重く伸し掛かるタイムリミットが足枷となります。

その結果、この時点で35kmくらい歩いてきたと思いますが、自分の嫌な面・考えがじんわりと滲み出てくることを感じてきたのです。これこそが今回の自身の敵でした。前にも書きましたが、この大会では幾度となく自身と対峙する機会が訪れます。これからが、本当の勝負になるでしょう。

この直線の先に、少し左に折れる道があります。そこから第2CP「はなこや(2回目)」まではもう少しです。

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屈斜路プリンスホテルに向かう途中に追い越させていただいた方と、再度お会いしました。改めて挨拶して、先に行かせていただきました。

●3回の曲がり道 3回目 - 第2CPまでもう少し

いよいよ最後の曲がり角の標識が出てきました。ここを左に曲がれば、第2CP「はなこや(2回目)」までは、もう少しです。

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はなこやが左側に見えてはいるのですが、すぐには近づきません。それでも一歩一歩を確実に踏み出していくしかないのです。

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[ep.8]土瀝青の罅、善人面の罅 につづく