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[ep.1]起床~払暁~スタート

【今回のあらすじ】
いよいよ4年ぶりに100km歩こうよ大会 in 摩周・屈斜路が開催されるにあたり、スタートまでの様子を記録しました。

【メインテーマ】
100km歩こうよ大会 in 摩周・屈斜路の実行委員である私・便艦(べんかん)が「運営・サポートスタッフ」として、何をして何を感じたかを主観的に書き記すことを試してみるものです。


●起床

2023年7月1日(土) AM2:15起床

4年ぶりに開催される大会当日準備の集合時間は、例年よりもかなり早くなっています。前回の2019年大会は4:30集合でしたが、今年2023年大会は3:00集合でした。これは単純に、例年よりもスタート時刻が2時間早いAM5:00となったためです。これにより、逆算して2:15に起床することを予め決めておきました。

スマホに2:15にセットしておいたアラームには、すぐに反応して目覚めました。前夜は22:00ごろには横になったものの、4年ぶりの大会開催という興奮と単純な加齢のせいで全く寝付けませんでした。1:30ごろまで眠れずにいたように思います。微睡を感じるか感じないかというところで起床時間を迎えました。

起床後にシャワーを浴びてから、大会への正装とも言える黒ツナギを身に纏い、集合時間の3:00を待ちます。大会15回目にもなると、この待ち時間は「大会に向けて感じる漠然とした昂りと不安」が入り混じる変な感覚を朧げに味わう貴重な時間だと実感できるものです。

そんな貴重な時間をぼんやりと貪っているうちに、時計の針が2:50を指しました。そろそろ会場入りのために移動しなければなりません。

外に出る前から、周りの音の様子から雨が降っていることはわかっていました。それでも実際に外に出てみると、想像以上の降雨であることを目の当たりにしました。車に乗り込んでみても、車体にぶつかる雨粒のけたたましい音が止むことはありません。

●川湯ふるさと館での会場設営

AM3:00ちょうどくらいに、集合場所である「川湯ふるさと館」に到着しました。既に数名の方が到着していましたが、会場設営はこれから行うような雰囲気でした。

前回同様、ふるさと館の館内にブルーシートを敷いて土足のまま中に入れるようにします。

もともと準備していたブルーシートの数が少ないか、あるいは小さかったために、前回のように端から端まで敷き詰めることはできませんでした。ただし、結果的には何の問題もありませんでした。

その他、今回はふるさと館の館内に女性更衣室を設営することを事前に決めていました。以前に布団を敷いていた部屋を活用します。衝立を利用して、ドアを開けたときに中が見えないように配慮しました。

●開会式に至るまで

参加者の受付はAM3:45からとアナウンスしていましたが、3:30ごろには参加者が集まり始めてきました。

ここでは運営・サポートスタッフが、参加者の受付(ゼッケン・書類の受け渡し)やクロークの対応を行います。前日の夕方にも参加者受付を行っていましたが、都合が悪かった方は大会当日の開会式開始前にも受付を行えるようにしています。

開会式はAM4:30からです。時間が近づくにつれて、参加者の方も増えてきました。参加者の来場と比例するように、徐々に空も明るくなってきました。

写真の左側に少し写っていますが、数は限られているものの、飲料やおにぎりを用意しています。ここではおにぎりは原則1人1個です。

設営完了から開会式までの間、私はTwitterの投稿をしたり、天気予報や雨雲レーダーを見ていたりしていました。

ところで今回、新しい試みとして「Twitterを利用した大会の実況投稿」に挑戦してみました。

これは対外的に大会の状況を伝えることは当然のこと、実行委員会のログを残しておきたいという意図もありました。大会が、いつごろどんな状態になっていたのか、視覚的かつ直感的に確認できるツールとしてTwitterのタイムラインは便利だと考えたためです。

●開会式~スタート

そして迎えたAM4:30、開会式の時間となりました。

が、大会参加者が全員揃っていないとの情報が入り、10分押しのAM4:40から開始することになりました。結果的にはそれでも全員は揃わず、やむを得ず開会式を開始することになりました。

司会進行は、私が担当することになりました。年を取るにつれて人前で何かを喋ることが不得手になっていくことを実感しており、本当に拙い司会進行であったことを自覚しています。誰かこれをやってみたいという方はいないかしら。

例年よりもスタートが早い時刻ということもあり、過去に比べて開会式のメニューは簡素なものとしています。

・会長挨拶
・注意事項

10分ほどで開会式は終わり、スタート時刻までは自由時間です。徒歩参加者の方はスタートの準備に勤しみ、運営・サポートスタッフは見送りの体制を整えつつあります。

私は頻繁に天気予報と雨雲レーダーを確認していました。一時はスタート時刻には雨雲が無くなっている予報になっていたものの、実際には雨が止みそうな雲行きではありませんでした。

AM4:55ごろ、徒歩参加者をスタート地点の「川湯温泉足湯前交差点」へ誘導しました。やはり雨は降り続いています。振り返ってみると、スタート後に雨が降ることは何度かありましたが、スタート時に雨が降っていたのは史上初だと思います。

スタート前からスタートに至るまでの様子を動画で残しました。スマホで撮影しているので、酷い手ブレですがご容赦ください。この動画を撮りながら、スタート時刻のAM5:00を迎えることとなります。

動画を見た上で、改めてスタート時の反省点を思い起こしているのですが、それはまた今度の話です。

[ep.2]後悔とオンラインMTGと山わさびと につづく