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[水端]記録への前提を宣言(2023年大会)

【今回のあらすじ】
100km歩こうよ大会 in 摩周・屈斜路 2023の「運営・サポートスタッフ」に携わった記録への前提を定義しました。

【メインテーマ】
100km歩こうよ大会 in 摩周・屈斜路の実行委員である私・便艦(べんかん)が「運営・サポートスタッフ」として、何をして何を感じたかを主観的に書き記すことを試してみるものです。


●まえがき-リベンジの決意

これから書き連ねる記事は、北海道東部に位置する「屈斜路湖」「摩周湖」を擁する風光明媚な観光都市「弟子屈(てしかが)町」で7月第1週の土日に実施される「100km歩こうよ大会 in 摩周・屈斜路」の実行委員である私・便艦(べんかん)が、2023年の大会運営本部・サポートスタッフ(以下、「運営・サポート」)としてどのようなことをしたのか、どのようなことを考えたのかを備忘録・回顧録・思い付きとして書き起こそうと試してみるものです。

これはリベンジです。過去に(確か2010年頃だったと思う)、同様のポジションである運営・サポートとしてどういう行動を起こしたかを文字に起こそうと思い、途中で挫折した過去があります。今年こそはやり抜いてみたい。

2019年に大会運営本部スタッフの視察という名目で徒歩参加した時の記録は、スタートからゴールまで記録することが出来ました。徒歩参加の記録を行うことは、運営・サポートの記録に比べれば難しいことではありませんでした。理由は、行動が時系列で追いやすいことと、スタートからゴールという1本の道を辿れば良いからです。

運営・サポートの記録が難しいことは、ゴールを定めづらく、かつゴールが複数存在するためだと思っています。考え方によっては、ゴールがないという見方もできます。だからこそ、この記録を通して自分がどのように取り組んできたのかを炙り出していきたい。過去に運営・サポートの記録をリタイアした経験を悔しいと感じているうちに、2023年こそは自らが定めるゴールに辿り着けることを目標とし、スタートラインに立ったことを自覚していきます。

●2022イベントから2023本大会

2023年7月1日から2日にかけて、4年ぶりに「100km歩こうよ大会 in 摩周・屈斜路」を開催することが出来ました。2019年の開催を最後に、2020~2022年の3年間は開催中止を余儀なくされていたので、満を持して開催できたことになります。

昨年2022年こそは大会を開催できそうな見込みだったものの、総合的な理由で結果的には「100km歩こうよ大会愛好会ウォーキングイベント in 川湯・美留和」という約35kmのコースを歩く代替イベントを実施するに留まりました。それでもこのイベントの開催は、2020~2021年の開催中止というブランクで生じた大会実施への昂揚感や緊張感を多少なりとも思い出させてくれたように感じます。

また、このイベント開催ではコースの変更に関するヒントも得られました。このイベントが実施されなかったら、2023年のコースは違ったものになっていたかもしれません。私が思うこの大会の醍醐味は、「この時こんなことをしていたら/していなかったらどうなっていたのか」と、数多に広がるifの反芻こそ耽美である点です。

●記録の仕方に関する考察と宣言

最初の方に、運営・サポートの記録が難しいことを書きました。どのようなアプローチで記録していくのか、いまだに迷っている部分もあります。そこで、どのような記録の仕方があるのかを書き出してみたいと思います。

  • 時系列(時間に沿って記録)

  • ジャンル別(携わった行動をグルーピングする)

  • 恣意的に思い付いた順番

過去に記録をリタイアした時は、どのように記録していくかを考えずにスタートしてしまいました。時系列から入り、ジャンル別に移行し、最終的には恣意的に思い付いた順に記録しました。記録しているうちに何を記録しているのかわからなくなり、つらくなってやめました。

今回は、予め記録の仕方にブレが無いようにするべきだと考えます。今回は時系列に書き出すことにします。ここで注意しなければならないのは、時系列を続けていくと、途中でジャンル別や恣意的な思い付きという誘惑に苛まれることです。多少ずれてしまうのは仕方ないかもしれませんが、「時系列の書き出し」という原則の意識は常に持っておきたいと思います。

●次回の記事から記録を書き残します(今回はここまで)

今回はここまでとして、次回より大会の記録を書き残していきます。書き残し方としては、前述した「時系列」であることに加え、主観性を重視していきます。私は大会実行委員ではありますが、この記事が実行委員会の総意ではないことを宣言しておく必要があります。書き残した内容の責任は全て私にあります。

また、記録の残す範囲は「7月1日起床~2日大会終了」と決めておきます。大会準備や終了後の動きについても興味深い部分は多々あるものの、一貫性が欠けてしまいそうな怖さがあるためです。

その他、無理しないで書き起こすことを意識したいと思います。2019年大会を記録した時には、楽しみながらではあったものの体を酷使していました。少しくらい時間が経過して記憶が欠落してしまったとしても、それがこの書き起こしの一興と捉えるくらいの心の余裕が必要です。

[ep.1]起床~払暁~スタート につづく