日記(2022/06/04)

昼から御茶ノ水へ。
アテネ・フランセでフレデリック・ワイズマン『インディアナ州モンロヴィア』。最近のワイズマン作品ではよく行政のミーティングが写されるけど、これについては正直面白さが分からず、昨年の『ボストン市庁舎』も見に行かなった。今日見たやつは田舎の商店がよく写されている。特にアメリカのスーパーマーケットではどんなBGMが流れてるのか気になっていたので、一応その雰囲気が感じ取れて良かった。
次にハルトムート・ビトムスキー『ダスト 塵』。埃に関するドキュメンタリー。埃って何なんだどこから来るんだみたいな疑問は自分の中にもある。埃ガチ勢総出演。埃オタク女性も出てきてリンネの分類学にしたがって自分で集めたフワフワたちを分類してたり。粒子の集積としてのフィルムを見ることは埃を見ることに他ならないとビトムスキー。八ミリフィルムに映る人間が過度のフィルム劣化ゆえに本当に塵の集まりにしか見えなくなる場面があって感動した。

そういえば今日『そんなこと考えるの馬鹿』が千葉テレビで放送されたらしいがどんな感じだったのか。CMとか入ってたら、なんかむしろ面白いかもしれない。

(今日は終わり)

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