9~12月振り返りと学んだこと

9~12月振り返り

9月に長期バイトをはじめ、突然プロジェクトのPdMをやらせていただき、「機能を全部考えていい」「売り方も考えていい」「値段のつけかたも考えていい」というありがたすぎる環境で、困惑しながらもなんとか歩み続けた4ヶ月でした。

はじめの1ヶ月は誰をどう頼るべきか、自分が何を任されているのかもわからず、ずいぶんと変な進め方をしてしまった、というか何一つ進められなかったなぁ…というのが大きな反省点です。
その分、10~12月は部署を超えて様々なPdMの方とお話をして、プロジェクトの進め方について様々なアドバイスを素直に取り入れて色々と試行錯誤でき、自分にとってとても楽しい日々でした。
最終的に年内リリースという目標も達成でき、有り難い経験を積ませていただきました。
営業の方々と蜜に連携を取ったり、色々な提案の場にも同席させていただいて、プロダクトを見る時の視点を増やすこともできました。
また、同期交流会や社員さん×内定者の交流会も企画して(来ていただいた方、集客にあたってお世話になった色々な方々、本当に有難うございました)、組織の活性化という軸で色々動けたことも自分にとって大切な財産になりました。

この本当に濃密だった4ヶ月で自分が考えたこと、そして来年自分がやることを発信します!

4ヶ月の学び、そして来年やること

①全てを「決め」から始める
②変なこだわりを捨てて、やりたいことに素直に手を挙げる。手を挙げたからにはオーナーシップをもつ。そして、素直に周りの肩を借りる。
③自然体でチームのために駆け抜ける


①全てを「決め」から始める

学校の試験では答えを出すことがゴールで、その道筋がどれだけ正確か、どこまで正しい知識を引っ張ってこれたかが全てでした。
明確に、答えが存在していた。
働いてわかったことは、どこにも答えなんてないということ。
というよりも、答えは無限にあるから、そこからひとつを選ばねばならないということでした。

この会社に来てよく聞く言葉に『決め』というものがあります。

「それは『決め』の問題だね」
「あとはもう『決め』だね」

これは理屈がいらないという話ではなく、「理屈さえしっかり通っていれば、あとは自分がその選択肢を選ぶかどうかの問題だね」という話です。

今までは「決め」がゴールだった。
仕事では、「決め」がスタートになる。

「決め」るためにはもちろん根拠が必要で、まだ知識の少ない新人は意思決定のスピードも遅くなりがちだとは思うのですが、なんとかここの初速を上げていきます。
来年やること:爆速で意思決定をして、運用しながら調整しつづける

②変なこだわりを捨てて、やりたいことに素直に手を挙げる。
手を挙げたからにはオーナーシップをもつ。
そして、素直に周りの肩を借りる。

私は有言実行しないと嫌で、自分のキャパを超えた仕事を「やります」というのが嫌でした。
色々な方にこの相談をして、「なんでも手挙げてキャパ超えるのは良くない、優先順位つけて手挙げていこう」と言っていただいて、安心した時期もありました。

ただ、12月に大きなプロジェクトに移動してきて、「とりあえず何でも『やります』と言ってみるチャレンジ」を始めてみて、わかったことがあります。

私はひとつ、大きな勘違いをしていたんです。
「やります」というのは「私が私だけの力でやります」ではない、ということです。
何かしらの形で、やりきれればいい。誰かの力を借りて、やりきればいい。私はそこの感覚がなくて、自分で全部のタスクをやらないといけないとずっと思い込んでしまっていました。

勘違いに気付いたのは先週の1on1でした。
ユーザーについて解像度をあげようという文脈で、
「わかりました、ヒアリング項目まとめて、この画面使っている人に聞いてみます!」
とタスクリストを更新した私に、トレーナーの網谷さんが
「うん、聞いてみよう。それに、〇〇とかにも頼めばいいし」
と返したんです。なんてことない一言です。
でも、私はその一言に頭を殴られたような衝撃を受けました。

私には、自分が動いてインタビューをしまくるという選択肢しかなかったんです。

そうか、周りに頼めば良いのか。
今まで自分のキャパだけ考えていたから、やります!と即答ができなかった。
「仕事はひとりでやるものではない」と頭では分かっていても、まだ思考回路が適応していないらしい。

今までの業務では同期に頼ることがあっても、先輩社員さんには「質問をする」が関の山で、業務をお願いするという頼り方をしたことがなかったことに気がつきました。
とりあえずその日から、今の自分には無理かもしれない、と思ってもとりあえず手を挙げるようにしています。
早速タスクに溺れていて、トレーナーだったり周りに支えられまくっていますが、なんとかやっています。

26年生きていると、やりたいことを詰め込みすぎてキャパを完全に超えた経験が何回かあります。その度に散々な目に遭ってきたので(ある種の挫折経験かもしれません)、手を挙げるのはまだ少し怖いです。
でも、手を挙げたい、と思います。
自分が将来チームをもっていいプロダクトを作るために身につけたいスキルも経験も、目の前にごろごろ転がっているのが分かるからです。
怖い、けど、やりたくて仕方ないです。
だから、今こそ手を挙げるタイミングなのだと思います。

そして、これは来年いちばんの注力ポイントなのですが、
トレーナーの網谷さんに、
今いろんなタスクを巻き取ってくれてて助かる、けど、タスクだけ巻き取ってる状態だから、仕事を巻き取ってほしい
というfbkをいただきました。
自分が任された領域にオーナーシップをもつと、自分がやるべきことの質も量も桁違いです。
「視座をあげる」といってもあまり行動に落とし込めなかったのですが、「自分の担当領域でCAクオリティを保てているか」という視点で業務を見直すと、見え方が全然変わってくるというのは大きな学びでした。
ここからはとにかく、「タスクではなく仕事をする」の意識を強く持ちます。
来年やること:素直に手をあげて仕事を巻き取る、周りの助けを借りながら全力疾走する

③自然体でチームのために駆け抜ける

入社初日、「バイトではなく社員の気持ちで!」とアドバイスをもらい、そうか、素の自分じゃなくて、「立派な嶋田」で業務に向き合わないと!と気張っていた気がします。

じわじわと素を出しはじめてはいるものの、まだまだ肩に力が入っているし、なよなよしているなぁと思います。
実際色んな場面で「自信が無さそう」と言われています。

自信が無いのはきっと、大学院2年生から今年の5月にかけてずっと挫折し続けてきた後遺症です。
自分なりの最善を尽くしては、自分の適性の無さを突きつけられることの繰り返し。自分の強みだったはずの勉強で、問題集を解いても解いても一歩も進めない焦り。
自信に満ち溢れた私は、あそこで一度死んだような気がします。
でも、いや、だからこそ。
もう一度、自信のない状態から、自信をつけた状態まで駆け上がる必要があります。
自信をつけるためには、もうとにかく何でも吸収しまくって成功体験を積みあげていくしかないなと思います。
そしてそのためには「先輩社員の方の方が知識も経験もあるし…」という遠慮が一番邪魔です。
遠慮することは、組織のために全くなっていないどころか、むしろ組織にとって邪魔な感情。分かってはいても、つい遠慮してしまう自分を変えていきます。

多分、遠慮の延長で、自分の素を出すのに戸惑っていたのだと思います。
でも最近、素を出した方がチームがうまく回るな、と思うので、
「タスクを期限内にこなします!」というストイックな部分だけでなく、もっと自分の他の引き出しも開けます。

あちこちオードリーが好きすぎて、若林さんの相槌を文字起こししたりしてます。
大泉洋に会いに北海道まで行きます。大泉洋の影響で落語にハマりはじめています。
歩くのが好きで、自宅とお台場を徒歩で往復したことがあります。足が死にました。
美術館に行くのが好きです。直島の李禹煥美術館で、あまりの感動に泣いたことがあります。
学生時代、「紅緒」や「べにおす」以外のあだなの変遷は「壇蜜」「女帝」「べにをさま」でした。
友達の恋愛相談に乗っている時間が最高に好きです。恋バナが好きすぎる説があります。
料理はほぼ炒め物しか作りません。得意料理(当社比)はナスとベーコンの炒め物です。
チョコ、珈琲、日本酒が好きです。
誰かとおいしいご飯を食べておいしいお酒を呑むことが大好きです。
ひとの話を聞いて、その人生を深く知ることが大好きです。
組織をもっとよくしたい、という話をするのが大好きです。
いいプロダクトをつくりたい。
いいチームをつくりたい。
いつか大きなチームをもって、皆で最高の仕事をして、いいプロダクトをつくって、世に出して、沢山使っていただいて、結果としてベストマネージャー賞をいただけるような人間でありたい。
だからまずは知識を吸収して、知識武装したい。
そしてマネージャーの視点でプロジェクトを捉えて、仕事をがんがん巻き取りたい。

まだまだ未熟で、できないことばかりです。でも今が底だとしたら、あとは上がっていくだけなので、来年はとにかく走り抜けて、力をつけていきたいです。応援してください!!
来年やること:自分の素を見せて、チームのために駆け抜ける

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