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抱き上げようとすると邪険に唸る
気にそぐわないとビンタが飛ぶ
柔らかくてしなやかな貴女
好きになってしまったから
何も気に為らない
何が有っても、お気に召すように
貴女がしたいように
朝の3時台に起こされて
外へ出ようと階段の踊り場
明るくなってからねと
家事を片づけだすと
ごはん茶碗の前に座って見上げて来る
2つある茶碗の奥がウェット手前がカリカリ
ウェットの方に座り
どちらが食べたいかを聞くと
ちゅーる贅沢ほんまぐろをスルー
金のだしに鼻をつける パウチをシェイクして
取り出すときに残りが出ない様に
スプーンを支度すると
待ちきれず
爺の膝に前脚を乗せる
重くなったね
来たときは小さかったのに
それより早くせよと
真ん丸で漆黒の瞳で僕を見る
はいはいただいま
惚れた女の子と惚れた猫
そんな瞳で見られたら爺はお手上げにございます
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