端末設定表、作ってますか?
なにそれ必要なの?
と思った方もいるかもしれませんが、これが無いと困ることいっぱいあるよ。
多くの会社では、パソコンが一人1台あるのは当たり前で、最近はモバイルPCやスマホ、タブレットも支給されるようになり、一人で複数台のデバイスを使う会社も多くなってきました。
セキュリティ対策とか、どこに何が入ってるか?それぞれのログインIDは?などといった諸々の情報について、属人的かその都度設定しているか、対応はまちまちです。
また、いつ、どこから導入した機器なのか?故障したらどこに問い合わせるのか?型番は?製造番号は?このような情報が一つにまとまってないと、何か起きた時にすぐにチェックが出来なくなります。
放っておくと、機器のライフサイクルを意識したリプレース計画だったり、障害時の問合せがすぐにできずに業務停止に陥ることがあります。
昔に比べて、IT機器への業務依存度が非常に大きくなっているので、たとえばラベルプリンタが壊れると出荷できなくなって納品遅れたとか売上立たないとか、最悪の場合事業継続に影響が出てきます。
運よく稼働していて問題が表面化していない会社の多いこと多いこと。
端末設定表、SEがマメに作成していることはあっても、いつ導入したか、製造番号は何か、SEがあまり気にしない情報は項目化してないことも多いです。
当社では、顧問先では真っ先に
①端末設定表
②ネットワーク接続図
2~3日通ってこれらを作成します。
その上で、現状の組織図と照らし合わせながら、問題点や改善点を探っていきます。
こんな古い機械が稼働してたのか?とか、配線が床下に潜り込んでて分からない!といったケースも表面化します。
安定稼働しているのは、単純にラッキーなだけ。
現状を正確に把握するところから始めましょう!