3020

こちら2020年4月10日、コロナウイルスが蔓延中の日本です。

これ全部夢でしたー、みたいなことないかなと思うほど大変なことが起きていて、ずっとわるい夢の中を生きてるみたいな感覚。家の外では見えない弾丸が飛び交ってる。早く夢から覚めたい。

何も無い毎日を色鮮やかにしてくれていたライブにも行けなくなった。だけどストレスの元凶である仕事もコロナで休業。合法的に一ヶ月休める。給料は振り込まれるか分からないが、毎日クタクタになるまで働かなくていいし、上司から重箱の隅を突かれるような小言を吐かれることもない。フリーダム。

過労死寸前の友人もお陰でこの三年で一番ゆっくりできているとのこと。大きな声じゃ言えないが、悪いことばかりじゃ無い。悪いことばかりなんだけど。私は一日寝ててもそれが一ヶ月続いても大丈夫なナマケモノ人間だから家にいることが全然苦じゃない。通常時は「なんでこんな社会不適合者が毎日こんな低賃金で一人暮らしして生きてんだ…よくやってるよ…」と毎日のように思っていたし、当たり前のことが当たり前にできない自分に泣くこともたくさんあった。それでも永い歴史の中でなんでこんな種が続いてるか分かった気もする。引きこもり力が生命の維持と深く関わることもあるのね…

実はこのコロナ騒動中にも精神的に「死ぬか?」というような心がポキっと折れる出来事が4つほど起こっているのだが、なんか、悪い夢を見ている時に、さらに悪い夢を見ている、みたいな感覚で「まあ、もとから悪い夢の中だしな…」といつもより悪い事を受け止める体制が整っている。良いんだか悪いんだか。

https://youtu.be/e3XL3r7uNB

「新しい曲を作るときはいつも、千年後の未来のことを考えている。それまで人類が続いているかはちょっとアヤしいが、何となく、音楽はまだある気がする。千年くらい先のことを考えながら音楽を作ると、なぜか上手くいくことが多い。頑丈にするために余計なものを外すからかもしれない。

ツアー中、高速道路から見える谷間の小さな集落や、遠くに輝く都市の隅々に、一生かかっても出会えないくらい沢山の人が暮らしている。
その人たちが毎日、人生の悲喜交々と戦いながら働いている姿を想像すると、とても勇気が出る。」

石原正晴さんのコメント。とてもロマンがあって素敵だと思った。

日が暮れた今も連絡待ってるのも、鳴らない携帯何度も見てるのも、全部私が勝手にやってることなのに裏切られた気になって泣きそう。馬鹿みたい。この先何が起こるのか分からないから人生は面白いってどっかの誰かも言ってたし、今までの紆余曲折全て、その人に出会うための序章に変えられる日も、もしかしたら来るかもしれない。過去の自分を正解に出来るのは今ここにいる自分だけなので、必ず生き延びて、そんな思いもよらない未来を見てみたい。そんなことを考えて今日も暮らしました。おわり。

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