環境に飽きてきたら
同じ環境、同じ人間関係が心地良い、または良くはないけど、慣れているからこれでいいわという理由で、環境を変えないままでいることはままあると思います。
もし若いなら、1年単位でリセットをかけていろんなことを体験する、スキルや対応力を上げるチャンスを活かして、どんどん新しい環境や人との出会いを見つけたいです。
小、中学校の風通しを良くするにも毎年クラス替えがあっていいのでは。
仕事の場合、3年は勤続したほうがいいと昭和平成には言われました。石の上にも…と思い込んでいるところもありました。
振り返ると、固執しなくてよかったと思うし、今ほど転職も情報がない中で動かなくてよかったとも言えます。
ほとんどの人は、1年もあれば、職場もクラスも町内会も部活も、だいたい周りが見えて来て、自分の居場所になるかそうでないかを感じ取るものです。
嫌なら頑張れるところに行けばいいし、その自由を選ぶ権利もあるよという風潮が作られてきた世はいいですね。
新卒は、働く場1年生として、日本の押さえつけ年功序列文化とか暗黙の了解をどの程度飲み込めるかは人による幅が大きくてなんともわかりませんが、ミスマッチの職場ならすぐに気づくはず。
それが、わがままなのか理不尽なのかを冷静に判断したら、大きく踏み外すことはないでしょう。
どこに行こうが同じ、と、留まることをよしとする人もいますが、それは違うと私は思っていて、違う景色を見て行動したり、新しい集団に入るとまた新しい学びがあるはずです。なにかは得られているんです。
私なら、決めたことなら頑張って、と思います。
個人的に職場で深い関係にならなくても、業務の知識やそこでの雰囲気、身の処し方、業務の進め方、何かしら過ぎ去る時間の中で身につきます。
浅い関係ならなお、学びにすると割り切れば軽やかな気持ちで吸収できるのがいいところ。
これ特別と思う道ができたときに、腰を据えて続けるしかないように自然となっていくんです。
私もやめたいと思いながら、今の仕事の道で30年やってます。もうベテランですが、世も変わるためいつも勉強です。
我が子が小学生の時、転勤で2回転校しました。その都度、馴染めないわけではなく、何となくそこにいて、すごく親しい人もいないけど、関係性を学び、今の中学ではそれなりに三年間楽しく過ごしています。
意外と環境を変えたらそこそこで常識も違うもんだという、価値観の思い込みをせずに済んだことは良かったようです。
私が在籍している専門学校は、昼、夜あり、私は昼を選んでいます。
選択理由はそれぞれ育児や仕事、家の距離などあるようで、私は、今期が終わったら、登校時間をずらすつもりでいます。
理由は、仕事を終わってから学校に行きたいことと自由時間がほしいから。
それと、ただ飽きちゃった。
アラフィフなので、友だちを作りに行っているわけではなく、純粋に卒業するためだけに通学しています。飽きるとモチベーションも下がるんです。
あと1年、新しいメンバーがどんな感じかなぁと刺激を受けながら過ごしたい!
仕事については、自分が動かなくても流動性があるので、周りも変わっていきますね。
学校より仕事のほうが楽だなぁー。
角を立てずにまあるくいろんな環境を楽しめる過ごし方を選んでいけるといいですよね。