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育ての親と生みの親
昨晩、子供と映画 「そして父になる」
を、観ました。
なかなか良かったです、涙が止まらないシーンはなくて、アチャー!と思うシーンが多かった(家族対比)です。
小6のルリ子にも意味は理解できて、登場人物の葛藤を読み取れていたようです。
「結局どっちの子と生活することにしたん?」とエンディングロールで質問されましたが、そういう終わり方でしたよね。
子供としては、もやっとする結末。
私は、福山さんがかっこよすぎて(スーツじゃないカジュアルが似合いすぎ)あんなのお父さんじゃなくてお兄ちゃんやろーとか突っ込み入れていました。にわかファン!今まで、唱っているところしかあまり観たことがなかったんですよね・・・ドラマ観てなかったわ^^;
リリーさんのビジュアルと役がぴったりで、でも真木よう子ママがかわいすぎ(もっと太っていて見た目を下げた方が、リアルになると思う)
沖縄の赤ちゃん取り違えのドラマを以前観たことがあり、アレと似ているなと思っていたら、そちらの事実を参考にもされているとのこと。板谷由夏さんの演技がすごかったことを覚えています。
人の人生が狂ってしまう、取り違え、あってはならないことです。もちろん。すごく考えさせられてしまいます・・しばらく余韻に浸りそうな映画。
だけど、自分だったら?と問うたら、
どうするのか想像も付かない。
だって、実際に出産して育児をしてみると、わからなかったことがわかった(良いことばかりでない)わけですから。出産前にこのような育児をするとは思わなかったし、夫の人となりも親になってみるとよくわかった、だから、自分だけでない夫婦という単位でものをみるだなんて、もっとわからない。ただ、結論を出さずに引き延ばしはせず、選択した道で幸せになろうと、くじけつつも全力で子供と向き合う、そうしたいです。
ただ、知人友人に、血縁関係のない子供を戸籍上の実子にして育てることをどう思うかと聞かれたら、今の私なら絶対に選択しない、と答えます。わけがある児童を里子として一緒に暮らすボランティアなら、住宅事情がゆるすなら是非ともと思っています。戸籍に迎え入れ、責任を持って成人にするということは、荷が重すぎる・・・そんな感じでしょうか。
映画の子供の設定は、小学校入学前に・・・の年齢なので、まだまだかわいいです。もし、反抗期だし遺伝的に似ていないことがはっきりしすぎの時期に病院から告知されたなら、福山さんの台詞で「やっぱりそういうことだったのか」という第一声、私もそう言ってしまいそうです。それは父親的な発言ですよね、私はどちらかというと父親よりなのかもしれない。
あ、ルリ子には、「あなたが今うちの子でないと言われても、絶対ずっとここで育てていくからね」と声はかけておきましたよ(^^)
それは実子とわかっているから言えることだよね・・・
今や、毒親とかいろいろと親子の関係を人に言える世の中になりました。昔は、親なんだから、とか親のことを大事にしろ、と何があろうと親様のおかげ論を押しつけられていたと思います。私は、親様のおかげ論は、子供が成長して大人になれば自然とありがたみを感じる物だと思うので、感じないということは、やっぱり正しく愛情を伝えていないか、やるべき親の保育養育教育をやっていなかったんだと思っています。子供は何も悪くない。そこに生まれただけだもんね。
次は何を観ようかな(^^)