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トマコマイⅥ -思い出の店-

小さい頃お世話になった店や、当時から残っている235号線を挟んで南側の建物をキロクしていきます。

汐見町3丁目17-6にあった、松浦商店
撮影した2012年までは営業されていましたが、その後閉店されていたようです。
学校の帰りは寿町側ではなく、気分や友達と遊ぶのに汐見町側から帰ることもあったので、外壁の太陽のようなデザインが印象的で子供の頃の脳裏に焼き付いていたお店。
大正11年に建てられた、やきとり鳥元。
12年前の2012年にフイルムカメラで撮影。
2022年に解体され現在は更地になったようですが、101年の時を経て残っていた貴重な建築物でした。
元々この建物は最初は理髪店だったらしいが、その後鳥元が営業を45年続けました。
約半世紀近くお疲れさまでした。自分が苫小牧に住んでいた頃は小学生だったので利用することはなかったけど、一度食べてみたかったね。
浜町にある松の湯。
住んでいた団地はお風呂がついていなかったので、お世話になっていたのがこの松の湯。創業80年以上で今でも現役というから驚く。
燃料の高騰化などで閉館する銭湯が多い中、頑張って営業を続けている銭湯は凄い。機会をみつけて十数年ぶりに入りにいきたい。
松の湯 苫小牧市浜町2丁目6-12 営業時間, 14:00〜21:00 駐車場, 有. 定休日, 毎週月曜、第1・第3火曜
汐見町にあったカンナ美容室
手書きの看板が味わい合って可愛らしい。
現在は閉店しています。
苫小牧市寿町2丁目5-9にあった、
学生服などを扱う衣料服店のかねふく屋
小樽で明治44年創業。
苫小牧には大正8年から開業したとのことだが、2017年11月30日に閉業。
106年という長い歴史に幕を閉じた。
235号線と伏見大通の交差点の角にかねふく屋はあったのだけど、私が小さい頃は伏見大通に大きな病院があった記憶(多分、苫小牧市立病院) 病院の右側にケーキ屋さんがあり、母がそこのアップルパイが大好きで。松の湯の帰りにアップルパイを買って食べるのがとても贅沢な時間だった。みつぼしのパンや、グランドホテルニュー王子のカップのアイスクリーム(今も変わらぬ味で売ってる)も、そのケーキ屋さんで買って食べた。甘いお菓子はあまり買ってもらえなかったので、今でもその美味しさは忘れられない思い出の味。
かねふく屋の隣が、みつはしという商店。
かなり昔に閉店したと思うのだけど店舗は今でも残っている
懐かしいショーウィンドウ。このショーウィンドウを見ると、この店で売ってたメイドインUSAのねじねじのカラフルな棒キャンディを思い出す。当時そのキャンディが流行っててね、ディスプレイスタンドに沢山の色とりどりのキャンディが並んでて、どれにしようかとワクワクした。
寿町2丁目4にあった、炭火焼 一心
かなり昔からあったと思うが、いつから営業して閉店したのかわからないが、佇まいが好きだった。
2021年に解体され今は無い。
現在も営業している青木生花店の横に、
はんこ屋さんの株式会社テルイ。
自分の旧姓が同じ名前だったので、小さい頃から気になる存在だった。 2018年までは営業していたのは確認出来たが、2021年には閉店しており、
2023年に建物も解体。
235号線から眺める今はなき思い出の風景 閉店してもまだ建物が残っていれば思い出が蘇るも、更地になってしまうとそれも出来なくなってしまい寂しい気持ちになる。その気持が少しでも癒やされるように、大切なキオクをキロクしている。
事務用品の中原商店 苫小牧市大町1丁目2-6
小さい頃、必要にかられた文具が必要な時はこの文房具屋さんで買うこともあった。
まんがを描くのが趣味で、マッキー極細の8色セットを姉と買いに来た記憶があります。
2015年に解体され、現在跡地にセブンイレブンが出来ています。
中原商店の横にあったのが、大黒湯。
昭和10年に開業。
家からは松の湯が近かったのであまり大黒湯は利用しなかったが、数回母親と入りに来ました。
2012年9月30日閉店
77年の長い間ありがとうございました。
建物は解体されずにまだ今も現存しています。
少し離れて、旭町の方にホーローの住所看板があるので記録しておきました。
13年前に撮ったのでどこら辺だったのか、今も現存しているかは不明です。旭町26番って今でいうどこらへんになるのでしょうか
真山商店 北海道苫小牧市旭町4丁目8-10
建物は現存していますがお店は営業していません。
暮れゆく空が映り込んだ、
家のぬくもりに曇る窓ガラス。
この小さい窓から「おばちゃん!セブンスター1個ちょうだい」とかいう会話が交わされていたのかな

撮影2012年  camera Nikon F3 / Nikon D7000

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