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31歳。 ”働く”について考える

私ごとですが、31歳になりました。

29歳から30歳になるのはなぜか自分にとって大ごとだったのに、30過ぎるとどうでもよくなりますね。不思議。

そんな私も社会人になって早8年。世間では、中堅と言われる年齢になりました。

30代は、がむしゃらに働いてきた分、自分の強みや専門性が徐々に掴めてきて、やれることも増え、仕事がめちゃくちゃ面白い、そんな時期です。

時間があったら土日でも働いてたい。もしくは、ビジネス本を読んだり、Meetupに参加したい、と日々思っています。

今日は、そんな私が第二子の育休中に思う、「働くこと」と「プライベート」について徒然と書きたいと思います(自分の備忘録も兼ねて!)。


自分の中の”ほこ × たて” - 働くことも、子育ても-

30代。仕事が面白くて仕方がないけれども、子供も欲しい。私は、幼少期に妹がいて楽しかったから、最低2人は欲しい。そんなことをずっと思っていました。

そんな中「結婚したらすぐ子供ができるもの」といった考え通りはうまくいかず、ある程度苦労した末に体外受精を経て、2019年と2021年に男の子を出産し、いま第二子の育休中です。

1人目を妊娠した時も、2人目を妊娠した時も、子供が欲しくて不妊治療をしていたのに、いざ妊娠したとわかって、目の前の仕事を前にすると「今か・・・」と思ってしまう矛盾。

特に2人目の時は、会社で面白いプロジェクトに片足を突っ込んでいて、これからだ!というときだったので、嬉しい反面、複雑な感情を抱いたのを今でも覚えています。


どちらかを選ばないといけないのか

30代は、「働くことで成長が実感できる時期」と「ライフイベント」が重なるタイミングでもあるので、そのバランスにいつも悩まされます。

仕事も全力でしたいし、プライベートも充実させたい。

寝る間を惜しんでスキルアップしたいし、旅行にも行きたい。

いろんなものを天秤にかけながら、取捨選択を日々重ねていく。無駄なことは削ぎ落とし(スマホゲームとか、ながらTVとか)、自分がやりたいことに集中する。そんな日々を過ごしています。

それぞれの項目にかけている時間の比率(体感値)をグラフに表してみるとこんな感じです。

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・2013年ごろ:外資系の製薬会社で激務
・2015年ごろ:IT企業に転職&家事を全部やってくれる旦那と結婚
・2019年ごろ:子供の出産を機に、少し家のことをやるようになる
・2021年ごろ:2人目出産して育児の時間が1.5倍くらいになる

私はいつも「働くこと」と「プライベート」のどちらか一方に比重を置くことができず、

「悩むなら、全力でどっちもやる!体力でカバー!!」と、パワーとスタミナで突っ走る選択を取っていて、

今年の6月に2人目を出産する際も、出産の2日前まで在宅で働き、産休・育休は3ヶ月ちょっと。つくづく休むことができない性分だな、と。


ふと、「なんでこんなに働きたいんだろう」と考える

正直、我が家は旦那が私の何倍も稼いでくれているので、家計における私の稼ぎはあてにされていません。

あるとき「私が万が一、専業主婦になりたいって言ったらどうする?」と旦那に聞いたところ「一緒に旅行に行けていいと思う」と返ってきたくらいです。

でも、なぜか全力で働かない選択肢が自分の中になくて、「なんでだろうな」とふと考えていました。

そんなとき、ちょうど友人から「働きすぎてしまう人にちょうどいい話がある!(笑)」と紹介された本の中で「タイムバケット」というツールの話が出てきました。

タイムバケットとは:
「死ぬまでにやりたいことリスト(英語:Bucket List)」を5年か10年区切りにして記載したもの。
「やりたいこと」と「それをやるにふさわしい時期」が明確になる。

自分が死ぬまでにやりたいことを書き出して、それを年齢別に仕分けていきます。

実際に書いたのがこんな感じ↓

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こうやって書き出して仕分けしてみると「なぜ働くのか?」の答えが言語化されてきて、

・旦那や子供達にとって「かっこいいお母さん」でいたい
・旦那にずっと好きでいてもらえるよう努力をし続けたい
・自分で稼いだお金で、大切な人の節目節目を祝いたい
・面白い人たちとプロジェクトを一緒にやりたい

というゴールを実現する手段が、私にとって「働くこと」なんだな、ってのがなんとなく見えてきました。

母子家庭で育って、母が働いている姿が「かっこよかった」っていうのが原点なんだと思います。


「働くこと」と「プライベート」を総取りするために

「いつまでも子供用プールで遊べると思うな」と、友人から紹介された本の中で紹介されていました。

人生は、次々とステージが移行していき、「今しかできないこと」が断続的に続くから「今」を逃してしまってはいけないよ、ということらしいです。

確かに、今は「かーか!かーか!」と足に引っ付いている長男も、あと数年経ったら反抗期を迎えたり、母親と出かけることが恥ずかしいって思う時期も来るのかもしれないな、と思って

突如思いついた「長男との2人旅」につい先日行ってきました。

けい

(写真)長男が大好きな新幹線に乗ってユネッサンに行ってきました

「働くこと」も大好きですし、「家族と過ごすこと」や「友人とワイワイすること」も大好き。

なので、「働くこと」ばかりになってしまわないよう(決まった時間の中で成果を出せるよう)、自分にとって重要ではなく他の人でもできることはやらないよう気をつけていかないとな、と思います。

ちなみに、重要ではない&他の人でできることの例として、最近出張作り置きサービスを利用しています。

たまに息抜きとして料理をするのはいいんですが、毎日メニューを考えて作るのは結構労力と時間がかかるので、定期利用していきたいな、と思っています。


さいごに

産休・育休の約3ヶ月、自分の人生についてあれこれ考えを巡らせることが多く、その度に旦那や友人たち、職場のメンバーに壁打ちをしてもらいました。

長期休みという機会を使って、時間をかけて自分を見つめ直せたり、家族と会話できたのは本当によかった!

また、働きたいっていう意思を尊重してくれる旦那と会社にも感謝です。

もうすぐ職場復帰。気合入れて、がんばるぞ〜〜!!

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