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【子連れ海外旅行】台湾で開業したばかりの「星のやグーグァン」に土日で行ってきた!

旦那の誕生日を祝いに、2019年の6月末に開業したばかりの星のやグーグァンに土日で行ってきました。

星のやグーグァンは、星のやバリに続く、海外2軒目の施設です。

全室源泉かけ流し ラグジュアリー温泉リゾート
台北から2時間半台中郊外の山々が連なる谷あいにまるで浮いているかのような台地。優れた泉質の温泉と湧水に恵まれたこの場所に、「星のやグーグァン」が開業しました。 [引用] 星のや公式HP

という、うたい文句に興味を惹かれて行った、旅の様子や、予約の取り方、子連れ対応についてご紹介します。

ちなみに、2017年の年末に星のやバリに行った時のレポートはこちら↓

憧れの「星のやバリ」に行ってきた!〜長期滞在をオススメする理由〜

星のやグーグァンとは

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(写真:星のや公式HPより引用。リアルにこんな幻想的な感じでした)

羽田空港から台北・松山空港まで約4時間、松山空港から車で約3時間、計7時間で台中にある星のやグーグァンに着きます。

3000m級の山々に囲まれた深い渓谷にあるグーグァンは、もともと有名な温泉街のようで、日本でいうと箱根のような感じ。

そんな現地の人にも愛されいる温泉街の中で、異彩を放つのが「温泉渓谷の楼閣」というコンセプトの星のやグーグァン

温泉街の中心部から少し離れたところにあるモダンな建物の中で、温泉に浸かりながら「現代を休む日」を体感できる、そんなリゾート施設です。

旦那への誕生日プレゼントに星のやグーグァンを選んだ理由

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旦那は、ミニマリストなので誕生日プレゼントを考えるのがとても難しいのです。

加えて、お互いの誕生日は、夫婦間のルールで最重要イベントに該当します(詳細は、以下のブログ参照)。

私が祝う旦那の誕生日は、今年で9回目。その中での傾向として、

・物はなくされると凹むし、使われなくなることがある
・ミニマリスト&夫婦で財布が別なので、欲しいものは各自勝手に買ってる(=顕在的な欲しいものはない)
・コンセプトを決めつつ、潜在的なプレゼントを選ぶ必要あり

といったところです。

例えば、旦那は旅行が好きなので、一昨年の誕生日に「旅先での思い出を残せるように」と、プレゼントをデジカメ+自宅でのプロカメラマンによるカメラの使い方講座にしました。

当初はめちゃくちゃ喜んでくれて、旅の必需品としてカメラを持参してくれていたのですが、iPhoneのカメラ機能の向上によって、いつしか部屋の片隅で眠るようになってしまいました...。

そんな中、昨年の誕生日に星のや富士での旅行をプレゼントしたところ、近年稀に見るテンションの上がりぶりだったので、今年も星のやにした、と言う運びです。

台湾旅行(星のやグーグァン)の概要

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(写真:飛行機の中での、ほほえましい様子)

行き先:台湾・台中
日数:1泊2日
構成:息子(生後6ヶ月)、旦那、私
移動手段:飛行機(羽田↔︎台北)、送迎車(台北⇄星のやグーグァン)
荷物:リュックサック2つ、ベビーカー

土曜の朝5時ごろ家を出て、早朝便で台北に向かい、台北から送迎車で3時間。15時過ぎにやっとこさ着きました。

「台湾なら土日で行ける!」と、半ばノリで決めたものの、台中は遠かった...。今回は弾丸で行きましたが、どうせ台湾に行くなら、2泊3日がよかったな、と少し後悔しています。

星のやグーグァンに行くなら、1泊星のや、もう1泊で台北観光がちょうど良さそうです。

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(写真:送迎車。チャイルドシートも用意してくれていました)

私は今回、星のやの公式HPから予約を取り、送迎車も公式の有料オプションを利用しました。

※送迎車は、到着3日前までに予約完了メールに記載されているフォームから連絡すれば手配してくれます。

比較検討して公式HPを選んだわけではないのですが、海外のホテルだったので、直接公式HPから予約を取ってやり取りした方が安パイかな、と思い公式HPから予約を取りました。

台湾のホテルなので、やり取りは英語になるのかな?と思っていたのですが、すべて日本語で対応してくれて、レスポンスも早く、スムーズでした。

ちなみに、星のやグーグァンまでは、自力で公共交通機関を使っていくこともできます。ただ、アクセスが非常に悪い場所にあるので、労力を考えると送迎車を頼んでしまう方が良いかな、と思います。

洗練されたデザインが圧巻!どこを撮っても映える!!

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(写真:ラウンジ。台湾菓子や台湾茶が飲めます)

星のやグーグァンの施設はめちゃくちゃ広いです。

一息できるラウンジや、レストラン、全室に温泉がついた広々とした部屋、自然と調和した露天風呂がある大浴場、トレッキングコースなどなど。

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冬に行ったので、入りませんでしたが、大きめのプールもあります。夏に行ったら気持ち良さそう。

プールの周りには、ゆったりできる大きめのソファがいくつもありました。

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朝方は、深く呼吸をしながらストレッチをするレッスンがおこなわれており、森林の中でリフレッシュできたり、

自然の中にポツンとあるスペースでまったりすることもできます。

どこも開放的で統一感のある洗練されたデザインのため、360度どこにカメラを向けても映えます!

カメラロールが星のやの写真でいっぱいになりました。

全室に半露天風呂つき!子ども対応もバッチリ

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(写真:部屋の様子。ベランダで朝方あたたかい物を飲む時間が最高)

星のやグーグァンの客室数は、50部屋。全室に半露天風呂が付いています。

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私たちは、メゾネットタイプの部屋にしたのですが、上の階はこんな感じで、半露天風呂と洗面台がありました。

お湯は、「うわぁああ、最高、、、」となるくらいの程よい熱さ。交互浴したくなる温度です(残念ながら、部屋には水風呂はない)。

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(写真:用意してくれていたベビーバスと赤ちゃん用石けん)

子どもには浴槽のお湯は熱すぎるので、ベビーバスにお湯を溜め、程よい温度に調節して、一緒に温泉を楽しみました。

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お風呂セット以外にも、哺乳瓶の消毒グッズやオムツ用のゴミ箱を用意してくれていました。

赤ちゃん用品のカラフルな感じが苦手なので、部屋の調和を乱さないデザインのものがさりげなく置いてあって、ありがたかったです。

ご飯も日本式にアレンジ!目と舌で楽しむ品々

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(写真:夜ご飯のメニューは、しゃぶしゃぶやお造り)

先付けで海老の豆乳寄せが出てきたり、小鍋が和牛のしゃぶしゃぶだったり、と日本を感じる品々

見た目も鮮やかで、器にもこだわっていました。

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また、おもちゃがついたベビーチェアを用意してくれていたり、

誕生日のお祝いに、とシャンパンを用意してくれたりと、さすがのホスピタリティでした。

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ちなみに、朝食は、お粥、和食、アメリカンブレイクファーストの3つから選択することができます。(私はお粥にしました)

どれも美味しかったのですが、あまりにも日本っぽく、「あれ?いま日本にきてるんだっけ??」という感じになり、どうしても台湾を感じたくなったため、

帰りのフライトに乗るまでの空いた数時間で台北市内に急いで行って、台湾料理を食べに行きました。

星のやグーグァン=親日台湾人向けの日式ホテル?

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現地のスタッフさんに聞いたところ、通常は日本人のお客さんは全体の10%ほど。2019-2020年の年末年始は、割合が少し増え32%、とのこと。

私たちが利用した、12月頭もほとんど日本人はおらず、台湾人や中国人の方々が多い印象でした。

もちろん星のやグーグァンは日本人でも十分楽しめるのですが、

日本国内には株式会社星野リゾートが経営するホスピタリティ溢れるホテルが多数あります。(中でも、星のや京都は別格!)

(例)
・ラグジュアリーブランド「星のや」:6施設(+海外に2施設)
・居抜き物件を改築した温泉旅館ブランド「界」:16施設
 ※2020年1月現在

なので、私たちのように、わざわざ週末に台中まで足を運ぶ人は少ないんだろうな、と感じました。

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たぶんですが、星のやグーグァンは以下のような人たち向けなんじゃないかな、と思います。

・日式が好きな台湾人or中国人の方
・星のやが大好きで、国内のホテルは行き尽くした人たち(←私たち)
・日本語が使える海外の施設で非日常を体験したい人たち

実際、日本語が喋れるスタッフさんは数名しかいなかったので、メインターゲットは日本人ではなさそうでした。

さいごに

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(写真:夜は幻想的な雰囲気になります)

旦那の誕生日プレゼントとして行った星のやグーグァンでしたが、凄い楽しめました(だいぶタイトなスケジュールではありましたが)。

泉質もいいですし、建物や家具のデザインも素敵ですし、スタッフさんのホスピタリティも高い!

ただ、日本人の友人たちにいきなり勧めたいというよりは、少しマニアックな人向けかもしれません。

というのも、日本から行くと、もちろん宿泊費だけじゃなく、移動費(航空券+送迎車)と時間がかかります。

であれば、まずは国内にある星のやシリーズを堪能してもらった方がいいのかな、といった印象です。



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