趣味で漢検準1級の勉強中
タイトルの通りですが、趣味で漢検準1級の勉強を始めました。
漢検は中学生の頃に3級を取って、それ以来です
いついつまでに試験を受けようとか、準1級を取得したらどうしたいとかは全くありません。
戦前戦中戦後の日本文学(大岡昇平、小川国夫、古井由吉、横光利一、川端康成、三島由紀夫、大江健三郎、谷崎潤一郎、芥川龍之介など)などにここ5、6年程親しんで来たので多少の小難しい漢字への耐性が以前よりは付いて来ているかなと思い、本屋で問題集があるコーナーを見ているうちに購入してしまいました。
しかし、今の所、過去問を少しずつ解いてる段階ですが漢字の読み方も書き取りも赤ペンばかりです
また、なんでこの漢字はこういう意味なのだろう?とか、言語の由来とか類義語との違いとか、一個の漢字に対して余計な回り道をしてしまい、肝心の勉強は全く進みません。
直近だと「俗諺」と「諺」の違いだったり、
「尤物(ゆうぶつ)」という言葉は優れた物という意味を内含している言葉らしいですが、つまり「尤」という言葉に
・すぐれている
・秀でている
という意味が込められています。(当たり前のことです)
「尤」と私たちが普段「優秀」とか「優等生」とかで用いている「優」という単語と読み方も意味もほとんど同じですが、「尤」は「とりわけ」、「もっとも」など更に強調した意味があるそうです
「尤」なんて「犬」の旧字体かなんかだと思ってたんで、そのときよりは真っ当な知識が微増しました
試験時期は未定と冒頭に書きましたが、途中でやめるのも嫌なんで、大体2年以内に試験を受けることを緩い目標に据えて、やりたいときにやりたいと思います。受験料は5,500円です。
何かの目的のための勉強が学生時代から苦手だったので、以前、勉強自体に苦手意識を抱いていましたが、大人になってから、必要性のない勉強は娯楽として思いの外楽しいことに気づきました