「あざとくて何が悪いの?」|社会の歯車こそ必須な時短術(完)
皆様、お疲れ様です。BenBenです。
今日も時間の話をします。
もう5月ですね。新年度に入って、既に1ヶ月も経ってしまいました。
GWと言う非常に心地の良い谷底からどれだけの新社会人が帰ってこれるか。頑張れ、サラリーマンの皆様。
私の話をすると、先日、大学院も無事3教科目の課題が完了して、ようやく全課程の半分が見えかけてきたという感じです。一方、本業も出張やイベントで詰まっており、おそろかに出来ません。
それ故、noteの更新が少し滞ってしまいました…が、時間について書きたいことは沢山あります。Googleドキュメントにネタの骨子が沢山ストックしてあります。Webサービスも作りたい。本も出してみたい。
やりたいことが沢山あるか時間がない、時間マニアなのに不甲斐ない…。
コツコツ進めて、必ずキャッチアップします。
そういえば、無名人インタビューさんにインタビュー頂いた内容の文字起こし・原稿が上がってきたので、その修正にも勤しんでいます。
自分の人生を過去から丸ごと振り返っているため中々ボリューミーでレビューに少し時間がかかっていますが…良い記事なること楽しみにしています。
さて、今日は「社会の歯車こそ必須な時短術」最終編です。
そんなのやってたっけ?っていうのはやめてください。ショックで泣いちゃいます。
問いは、「長い目で見た"時短"のために、社会人が何をすべきか?」
答えは、①人の脳みそを借りよう②コミュニケーションコストを意識しよう
と言う流れでした。最後の3つ目は「③あざとくて何が悪いの?」です。
JTCの皆様、あなたは歯車です。会社の歯車です。
「俺は違うんだ」?いえ、誰が何と言おうと歯車です。
いきなり嫌〜なことを言うなと思いました?
しかもくそ古っい言い回しですよね。
「歯車」という言い方はとても悪いように聞こえるかもしれない。
でも残念ながら、不要な人間は歯車にはなれません。
あなたが回らなければ他の歯車も回らないからです。
あなたが止まれば、時計は止まります。
「俺は会社の歯車だからさ」と自虐している人は、自虐してるようで「私は重要な人間です」と言っているようなものです。
そんな歯車が上手く回るためのコツは「人の脳みそを借りること」これに尽きます。
では人の脳みそを借りるにはどうしたら良いか?
平たくいうと、人に助けてもらうためにどうしたら良いか?
私が大事にしているスタンスはたった一つで、
「あざとくて何が悪いの?」
です。
テレビ朝日のTV番組名であり、田中みなみ様の代名詞とも言われるこの考え方は、実は社会人にとって一番重要なスタンスだと信じて止まないのです。
人の心と行動は、意識的にも無意識的にもギブアンドテイクで作用されています。返報性の原理が提唱されるように、これは心理学的にも仕方のないことなのです。
要は、可愛がられるように努力せい。これに尽きます。
残念ですが、顔面が橋本環奈だとか岡田将生級でない限り、てめえがいきなり「自然に」周りから可愛がられることは絶対にありません。
話が面白いとか、素直とか、何事にも一生懸命とか、そういう姿を見てもらうことで少しずつ可愛がられるようになります。人から助けて貰えるようになります。
「一緒にいて単純に面白い」「将来成長して会社の役に立ってくれそう」「一生懸命仕事に取り組んでくれる」。そのようなメリットを心のどこかで感じることで、「助けてあげたいな」と言う気持ちにさせるのです。人間のやり取りなんて本質的には全てギブアンドテイク、等価交換なんです。
そんな前提で考えてみてください。
例えば、GWに彼女と北海道旅行に行ったとします。
空港で、美味しそうなバターサンドが目に入ります。でも少しお高め。
誰もがこう思うはず。
・金かかるな…
・嵩張るな…
・媚びていると思われるかな…
迷わず買ってください。
重要な人には箱ごと買ってもいい。
計算上、お土産にかかるコストとそれによる効果は天秤にかけることができます。
全国の平均年収を、平均勤務日数x平均勤務時間で割れば、大体2,500円になります。JTCに勤めるあなたの1時間には2,500円程度の価値があるのです。(可処分所得ではありません。別の機会でコラムにします)
従って、「この人は私の勤務時間を1時間以上効率化してくれる」と判断した人には、3,000円くらいの個別お土産を平気で買って渡してました。超打算的ですが、本当にやってました。「マジで?」って言われることも時々ありました。時間とは、それくらいの価値があるものです。
*周りに気付かれないようにやろうね!目立つと角が立って逆にやりにくくなるので。ちょっとしたもののように見えて実は高い、みたいなのが一番良いです。
言いたいのは、「人に助けてもらうための泥臭い努力」は惜しむな、ということです。ここはExcelやプログラミングではどうしようもない領域。人間対人間のコミュニケーションにおいて必要な心構えなのです。
泥くさマインドセットの話になってすみません。ただ、本当に大事なんです。
言いたいのことは1つだけ。変なプライドは捨てて「あざとくて何が悪いの?」を貫いてみてください。
「媚び」に眉をひそめているのは「周りの同レベルあるいは下のレベルの者」です。「あいつめ、媚びやがって」と。
一方、「媚び先」は、100%悪い気はしてません。
GWで旅行に出ている皆さん、そうと決まればLet's ちょっと変わった(印象に残る)&コスパ最強のお土産探しだ!🎁
全3編、いかがだったでしょうか。
Q.「長い目で見た"時短"のために、社会人が何をすべきか?」
A.
①人の脳みそを借りよう
②コミュニケーションコストを意識しよう
③あざとくて何が悪いの?を貫こう
これらさえ守れば、歯車として働く上でとてつもない時短になります。
歯車は互いに作用しあって時計の針を進めているのだから。
BenBen
P.S.ちなみにこれとは別軸で、自分のスキルはきっちり磨こうね!