今までガンダムを敬遠し続けてきた物書きが語る、彗星の魔女=コードギアス2.0仮説
YOASOBI最高!
このOPを観て今すぐAmazon Primeに彗星の魔女を視聴しに行かなかった方だけが、以下の文章を読み進めください。アニメ見に行く人は止めないのでスキだけ押してってね。
忙しい人のためのまとめ
ダブルヒロインでLGBTも扱って、多様性のある世界観をハレーションなく見事に描いている。既存の作品の中でコードギアスが一番近い。
実際にコードギアスの製作陣が関わっている。
閃光のハサウェイよりもターゲット層が広い。世界的なマーケティングも行なっている。
というわけでロボットアニメはコードギアスからエヴァまで一通り制覇してきた男ですが、何だかんだで足踏みしていたガンダムについてのnoteを満を持してお届けしたいと思います(初めての方に補足すると、ガンダムは厳密にはロボットではないそうです)。
ちなみにガンダムシリーズで一番好きなのは閃光のハサウェイです。あやふやですが最も古い記憶では00(ダブルオー)でしょうか。あとは「止まるんじゃねえぞ・・・!」の奴も好きです。タイトル詐欺じゃないか! と言われそうですが、古参ガンダムファンの先輩方と熱く語り合えるほどのガンダム論を自分の中で構築できていなかったので、そういう意味で僕はまだまだ駆け出しです。
というわけで彗星の魔女ですが、今後ガンダムシリーズをリアルタイムで追いかけていくことが確定したレベルで面白いです。歌舞伎町のバーで取材したところ、10人中3人くらいが観ていました。このデータは中々驚異的でしょう。「それってあなたの感想ですよね?」と言われない様にしっかりとエビデンスを出していきます!
今回は次の二つに絞ってなるべく短めにまとめたいと思います。それはコードギアスというロボットアニメ作品と本作の関係と、マーケティングの話です。
コードギアスというロボットアニメ作品と本作の関係
シリーズ構成と脚本を担当する大河内さんという方ですが、下のコードギアスという作品(一部の方には語るまでもないでしょう)の制作に関わっていた方になります。
ガンダムを語る上で避けては通れないのがアニメ制作会社のサンライズでしょう。ロボット系アニメではエヴァのスタジオカラーと並んで知名度トップクラスを誇ります。
というわけで知らない方のために軽く解説すると、ルルーシュというブリタニア帝国の王子が母親をとある事件で失い、植民地となった日本に送り込まれてなんやかんやあって祖国を恨んで復讐するというエンタメど真ん中のアニメオリジナル作品になります。
本作はそのシナリオの複雑さ、登場人物の多さ、現実の世界情勢の写し鏡かのような奥深さから熱狂的なファンが主にインターネット上に存在していました。その流れは徐々に世界的なものになっていきました。
というわけで話がコードギアスの方に180度脱線しかけているので無理やり話を戻しますが、この作品の作り方や世界観の現れ方は彗星の魔女と極めて酷似していることがわかると思います。
作品の舞台はモビルスーツ産業最大手の「ベネリットグループ」が運営する「アスティカシア高等専門学園」です。ここに主人公であるスレッタ・マーキュリーが編入してきます。彼女は水星の出身です。つまりコードギアスは国から国へ渡りきたルルーシュが主人公の国間闘争がテーマでしたが、今回はスターウォーズ級の星間という壮大なスケールで物語を展開しようと言う寸法です。もうワクワクしてきたでしょう!
世界に向けたマーケティングの話
最近のアニメ評論ではビジネス的な話もしないと大人の方々に読んでもらえないので、こういう固い話も織り交ぜていきたいと思います。マーケティングは正直言って大事です。それはこのまだほとんど読者のいない零細noteを運営する上でも死活問題になってくる話です。同情するならスキをくれ。
一番盛り上がってたのが某掲示板まとめだったのでそちらのリンクを貼ります。
とにかくここで伝えたいことは英語圏でもこの作品は盛り上がっていると言うことです。それもそのはず、オープニングテーマを歌っているYOASOBIは世界的にも有名なアーティストなのです。
他にもガンダム映画シリーズで最近話題になった閃光のハサウェイのテーマソングである閃光ではAlexandrosの美しい英語が聴けます。こちらも世界展開を意識したマーケティングなのは間違い無いでしょう。
今でこそワールドカップやWBCで世界的な存在感を放っている様に見える日本ですが、そこまで経済を首の皮一枚で支えていた要因の一つがアニメ業界だったことを私たちは絶対忘れてはなりません。それは新海誠監督しかり、細田守監督しかり、鬼滅の刃しかり、ワンピースしかりです。これがなければどこかの国に攻め込まれていたとしてもおかしくないと私は個人的に思います。
この方向の話は危険な香りがするのでまたの機会に譲ろうと思います。語れることはありますが、もう少しこのアカウントが伸びてからにしましょう。ちなみにこのアカウントの目標は「アニメ業界を下から盛り上げて全世界に広げる」です。英語の勉強頑張ります。
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