先週父親が大きな病院に移りました。
入院予定の2週間が過ぎ、先生から電話がありました。
『実は先週から食事を拒否されて、1割しか食べれていません。栄養状態が悪くなっています。
胃ろうは希望されますか?
今朝から酸素マスクをつけています。危険な状態です。』
ごはんは少ないけど食べられている。状態が落ち着いたので、個室から二人部屋に移動したと看護師さんから聞いていたのでびっくり!
少し怒りを覚えたが、ここで怒ってもしかたがない。
コロナの影響で面会もできておらず、入院以来先生と話す機会もなかった。
このまま何かあればわたしが後悔する。
父を助けたいと強く思った。
「先生、胃ろうを希望します。市民病院の外科についていますので、救急車で運んでいただけますか?」
先生は驚いていたが、承諾して下さり、病院に連絡を取り、紹介状を書いてくれた。
病院で待っていると、
2時間後、救急車で父は搬送されてきた。
検査をひととおり受けた後、呼吸器内科に入院できた。
とりあえず一安心だ。
入院手続きを済ませ、必要なものを買いにスーパーに買いに行き、病院に戻った。
先生から説明があるが明日でもいいと看護師さんが言ってくれたので帰ることにした。
面会も検温、問診で問題なければできる病院なので、
それもよかった。
父は酸素吸入をしていた。
目が開いたので
「お父さん、大丈夫だからね!」と話しかけると
父は痰でごろごろいいながら、一生懸命何かを言っている。
よく聞くと、
「大丈夫ちゃうわ!!」
だった。
そうやって言える元気があってよかった。
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