技術はお金で買える
チェロを始めるにあたって。
楽器購入に関しては、先生についている人なら助けていただけるのでしょうけど、私はレッスンを受ける気などさらさらなかったので自力で選びました。
と言いつつさっぱりわからなかったので、お店の人に弾いていただいて聴き比べただけでしたけど。
問題は弓選びでした。
音を作るのは弓なのです。
しかしながら私のようなtoo late starterにとっては超難関なわけで、とりあえず操作性の良さげな初心者用の物を選びました。
ところが。
レッスンを受け始めてから音を出す段階で躓きました。
まず楽器とのバランスが悪かったのか単に私のウデが悪過ぎたのか、どうにもこうにも圧がかけにくくて、いくら何でもこんなに大変でいいわけないでしょ辛過ぎる痛過ぎるやってられない続けられないと悶々とした挙げ句、もっと初心者を助けてくれる弓はないものかと楽器店に駆け込んだのでした。
弓はとても大事です。
余計な出費でしたけどお勉強代だと思う事にしました。
わずか数か月で弓を新調したので先生はさすがに驚いていた風でしたけど、
「技術はお金で買える」
という名言をいただきました。
too late starterはレベルアップの度に楽器を買い替える事も無いわけですからね、最初から自分の気持ちが保てる楽器とそれに見合う弓を選びましょうねというお話しでした。