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Beautiful Boy
Amazon Videoで鑑賞。
「人を救うことはできないが、寄り添うことは出来る。」
最初から最後まで、ドラックに溺れていく主人公ニックを見ているのが辛かった。ティモシー見たさに見たが『ストーリーインマイラフ』や『レイニーデイインニューヨーク』を見た時の「眼福」は見当たらない。ただただ、「堕ちていく現実を見る」時間。
唯一の救いが実在するモデルの方がいて、その方が更生しているからこの映画があると言うこと。
親であっても救う事は出来ない。でも寄り添ってハグする事はできる。
私は人を救うという言葉が好きではない。
なぜかというと「人を救う」って I want you to save ...と主語が「わたし」だからだ。結局自分が何かしたいだけだし、私がすごい人みたいじゃん。
「私に何か出来ることはないかな」「辛そうだな」と想像する事に
自分のエナジーを使いたいなと改めて感じた。
自分に与えられた課題が多い映画。辛いけど、こんな映画も必要ですね。