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喜ばれる人になりなさい
タイトルだけ見ると、喜ばれる人=奉仕すること?
誰かに喜ばれる人になるために自分のことは抑えて、人の望んでいることを与える。自分のことより他者の利益のために働くというようなイメージを持ってしまったが、大きな誤解でした
作中に書かれていた人の3つの大きな心理
1.人はみんな自分の事が一番大切な存在である事
2.人は誰もが自分を大切にしてほしい、認めてほしいと願っている
3.人は自分のことを理解し大切にしてくれるひとのことを好きになる
そのためにまずは自分を幸せにすることが半分、もう半分は、人に喜ばれることによって結果的に幸せになるということでした
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私自身の苦手だったコミュニケーションにおいても、上の3つの心理を念頭に他者と関わっていくことで、相手も喜びそれが自分自身の喜びにも繋がり対人関係も円滑にまわるのかな。それが人がしあわせになることなのかな。
「だから喜ばれる人になりなさい」なのだと思いました。
もう一つ、
「効率の中から感動は生まれない。非効率だからこそ人は感動する」という作者の御母堂さまのお言葉は
星の王子さまできつねが気付かせてくれた
「同じものでもかけた時間が相手をかけがえのないものにしていく」
に通じるものがあるような気がしてこころがあったかくなった
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