卒業コンサート
好きな響きではない言葉です。
コンサートはとても楽しいものなのに、頭に「卒業」と付くだけで悲しみに包まれたものとなってしまいます。
卒業するメンバーを推している人にとっては、卒業コンサートは推しメンの活動を直接目の前で目に焼き付ける最後の機会。だからそこ、今応援しているアイドルがいる方には自身の推しメンの卒コンに絶対に行けてほしい、抽選を勝ち抜いてほしいんです。
ライブのチケットは抽選で当選するか落選するかの1/2の確率に左右されるのでどうしようもない世界ですが、、僕は卒業コンサートにはなるべく応募しないようにしています。
そのメンバーを推しているファンの方の当選する確率が少しでも上がるように。
僕は推していた生田絵梨花さんの卒業コンサートのチケットを当選させることができませんでした。
今でこそ「ライブを配信する」という概念が出来て助かりましたが、、一昔前の配信という概念がなかったらと思うと想像するだけで怖いです。したくもありません。推しメンの卒コンを見ることができなかっただなんて。
「ライブを配信する」という概念が作り上がったことだけに関してコロナに感謝してしまいました。
コロナがなければ会場の定員がもう少し増えて当選できたのかもしれませんが。
それでも、現地で観れなかったことはボディブローのように効いてきます。時間を追うごとにダメージも蓄積していってます。
「推しは推せるときに推せ」
わかってはいても日常では忘れてしまう言葉です。
誰かが卒業するとこの言葉が頭の中を反芻されるけれども、時が経てばまた忘れてしまう。
どうか皆さんが、推しているメンバーの最後の美しい姿を会場で見届けることができますように願っています。