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【不急不要界隈の人間にも生きる権利はある】
20年来師事している弁護士の先生が言い続けた至言があります。
「高萩さん、僕は法曹の専門家だから、法的観点から高萩さんに助言します。ただ、ひとつだけ気をつけていただきたいのです。僕が言う通りに経営したら、100%会社は潰れますからね。」
弁護士の先生は私に
「僕は法律のことしかわからないし、経営なんてしたことがない。だから、専門家の意見を聞いた上で、自分の頭で考えて経営判断してね」
と言うことがいいたかったのです。今の日本はまさにこの「専門馬鹿」一択状態。テレビに出てくる医師は(多分)100%正論を言ってる。多分ね。言ってること自体は間違ってない。
だけど彼らが言う通りにしたら100%経済は死ぬ。子供の発達にも影響が出る。潰れた文化や芸術は元には戻らない。
かろうじて医療崩壊を防げるかも知れないけど、そこに残されるのは焼け野原。この15ヶ月間、耐えたけど耐えきれずに命を落とした屍がたくさん転がっている。私の周りだけでも3人死んだ。経済死です。
それでも医者はテレビで「正論」を演説する。屍は野積みになる。
今、専門家がテレビで正論を持って国民を恫喝し続けるやり方はインパール作戦より質が悪いと思っています。
インパール作戦は上層部の「嘘」による司令ですが、今回、仮にテレビで医者が「真っ当な正論」を述べているとしたら、僕ら不急不要界隈の人間は死ぬしか選択肢はない。
医者の正論に殺されます。医者って人を殺すのが仕事ですか。無意識の善意が大量殺戮に繋がっている自覚がない。
コロナに関わる人が医療崩壊で地獄を見ているのは知っています。殺人的現場で働く人が私の近くにいます。命がけです。気の毒で見ていられません。
とはいえ、その責を我々不急不要界隈の人間に振り向けないで欲しい。
こちらも瀕死の被害者です。
僕らはふらふら遊び歩いている訳じゃない。自分や家族の命を繋ぐために必死で生きているのです。もう限界なのは医療関係者も不急不要界隈の人間も同じです。
僕らは医療関係者より下級国民なわけじゃない。職業に貴賎なし。
医者や看護師がリスペクトされるのと同じレベルで居酒屋やカフェやアパレルや旅行観光界隈の人間もリスペクトされる資格はある。
だって同じ人間だもの。
ブルーインパルスを居酒屋のために飛ばせ、市役所総立ちで旅館やカフェに拍手しろ。職業に貴賎なし。違いますか。酒に恨みでもあるのか。
「ふらふら出歩くな。コロナ禍で殺人的な思いで戦っている医療関係者に想いをはせろ。」「遊び歩いてコロナになってもお前が入る病院はないからな」
旅を生業とする私に投げつけられた言葉です。
「経済を回すためには押さえ込みが必要だ。だから今は我慢して」
15ヶ月前に言われたように記憶しています。我慢だ辛抱だ気合いだと言われて、瀕死の状況で耐え忍んで来ましたが、「更に延長」。その先はマンボウに切り替えるかも、だそうです。
「いまがこらえどき」
医療崩壊を起こしているそうです。
緑のおばちゃん。こらえきれずに政治資金パーティーを開いた日本医師会の会長に、その言葉、言ってあげて。こらえどきだと。ふらふら出歩いちゃダメだよと。お得意のフリップで頭、叩いてやってください。あなたがコロナより何より気にしている支持率上がりますよ。
動くな酒を飲むな、しゃべるな、大人しくしていろ。
その通りに15ヶ月間耐えて来ましたが、まだ努力が足りませんか。
あと、私たち下々の人間は、医療崩壊を防ぐために、何をすれば良いでしょうか。このまま「座して死を待てば」医療関係者に迷惑をかけませんか。
延長延長ってカラオケですか。「相互的に判断」なんてしなくていいから、基準を教えてください。
出口戦略はあるのですか。プランA、プランBを教えてください。
コロナでもお給料が変わらない人には実感ないと思いますが、今回の延長で息の根を止められたと感じた人は少なくないです。
ポンコツ政治屋と専門バカの御用学者、「ええじゃないか」と煽るだけの馬鹿コメンテーター、御用マスコミ。もう、たくさんです。
カチカチ山の泥舟、本当にやばくなったら一目散に逃げ出すのは船長ですよ。歴史が証明しています。医療崩壊ではなく、日本崩壊です。体感してない人には、わからないと思いますが。