コロナを過剰に恐れるあまり、 もっと大切なものを失っているのではないかと思えて仕方ありません。
コロナ禍ですっかり外に出なくなった方も多いのではありませんか。
マンボウが発令されて、テレビやラジオ、新聞は今日もオミクロン。過去最大の感染者と連呼されたら、さすがに心が萎縮してしまいます。
先日の旅行でも、飛行機はガラガラ。聴くと団体枠(修学旅行やツアー)が大量にキャンセルになっているとのこと。
ホテルにも人の気配は少なく、観光列車も人数制限をしているようでした。
コロナが風邪とまでは言いませんが(言いたいけれど)コロナを過剰に恐れるあまり、もっと大切なものを失っているのではないかと思えて仕方ありません。
家でじっとしているリスク
座りっぱなしによる血行不良
刺激がないことによる脳へのダメージ
気持ちが塞ぐことでの免疫力の低下
運動不足による肥満(私です)
良いことは何もありません。
私は比較的、外に出ている人間ですが、それでも一日パソコンばかりやっていると目がしょぼしょぼして、腰には激痛が走り、体重は増え、日中も眠くて仕方ありません。
これじゃいけない!
と散歩に出たりしますが、生活のリズムがコロナで明らかに崩れています。
まして高齢の方、お足元が悪い方、基礎疾患をお持ちの方
は、外に出ることを躊躇するでしょうから、別のリスクが高まってしまいます。先日も、旅のお誘いをある方にしたら、
「すごく行きたいのだけど、やっぱりコロナが怖いんです」
とおっしゃられていました。
毎年1000万人がインフルエンザにかかっていても自粛していた人はあまりいませんでした。
これは私の個人的な意見ですが、
「行きたいのだけど、なんとなく、怖い」のであれば、旅をするべきです。
後悔はしないでしょう。
家でじっとしていても、家庭内感染することもありますし、近所のスーパーと旅先で感染リスクが異なるとは思えません。
「行きたいのだけど、周りの目が」
とおっしゃる方。
その「周りの目」のみなさんが、あなたの人生の指南役になってくれるとは思えません。周りの目、ってテレビの「街の声」と同じくらい、無責任なものです。
「ご家族が反対している」
これは厄介ですね。私は家族を説得できませんし、家族も根拠があって口にしているのではない。テレビや新聞報道の受け売りです。
ご家族が反対している場合、議論しても無駄だと思いますから、少しずつ洗脳を解いていくために、テレビなどと真逆のことをおっしゃっている、京都大学の宮沢先生のような方のインタビュー雑誌などを、そっとテーブルの上に置いておくことから始めてみてはいかがでしょうか。
思考停止して、なんでも反対と言う主張をされる方は、社会の風向きが変われば、コロッと前言を翻します。あと少し、散歩やストレッチをしながら、旅の準備をしておきましょう。