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みなさん、ドコモの新料金プランはもう知ってますか?

いろいろな人に、「スマホの値段って変わるって知ってる?」と聞いてみると、ほぼ95%ぐらいの人が「え、知らない」という回答が返ってきます。

再三取り上げていますが、総務省が3大キャリアの寡占状態を問題視をし、完全分離プランを導入することが決定しています。

そうした流れから、ドコモは4月15日に新料金プランを発表しました。

ドコモは昨年の決算発表で、「2割〜4割値下げ。4000億円をお客さまに還元」と発言したことによって、今回の発表は業界の人々にとっては非常に重要な発表で、果たしてどんな発表がなされるのだろう・・・と心待ちにしていたものです。

ギガホ・ギガライトは4割値下げになる?

詳しい記事は、IT Mediaの田中氏がまとめてくださっているので、そちらを引用します。

要点としては、1人あたりではそこまで安くならなくて、家族でやると少しお得感がでるものの、思った以上に「うわっ、めっちゃやすい・・・」という形にはなりませんでした。

田中氏も、自身のTwitterで以下のようにコメントしてます。

MVNO事業者たちにとっては安堵した発表?

この4割値下げ発言で、危機感を覚えていたのはMVNO事業者ではないでしょうか?もともと国の推進で生まれたMVNO事業者が国の政策によって潰されるみたいなことは結果的にはなかったと感じています。

理由としては、MVNOは圧倒的な安価と、解約への自由度が競争優位性として保てているからです。先日、LINEモバイルを契約した時も、ネットで申込が完了して、わずか2日後に到着していますからね。しかもLINEの通信量はタダ、また当然中途解約に伴う違約金はかかりません。

ひっそり、docomo withと月々サポートは終了

さて、田中氏の記事にも書いてありますが、端末購入のサポートは一旦廃止になります。これは完全分離プランの影響ですね。

つまり、「2年契約してくれれば、端末代金8万円割引するよー」みたいな戦略はもうできなくなるので、今後は端末代金が結構高くなると予想されています。

ただ、「端末購入補助は完全には無くならない」という旨の発言もあるので、おそらく何かしらの施策は行うだろうと予想します。ただし、「端末はドコモで買って、回線は格安SIMですませよう」みたいな動きもドコモは止めたいはずなので、どこまでうまくやるかが重要ですね。

中古スマホに注目があつまる?

以下のダイヤモンド・オンラインでも記事としてまとめられています。

ドコモで2年ごとにiPhoneの新機種に切り替えてきた人は、購入スタイルの変更が余儀なくされそうだ。これにより、中古端末市場が活性化されるかもしれない。新品の高額端末が買いにくくなると、連動して手ごろな値段の中古端末のニーズがいま以上に高まる可能性がある。ハイエンド機種は、モデルチェンジごとに新しい機能を搭載してくるが、実用域で型落ちモデルとの性能差はあまりない。SIMロックの問題も以前より改善されているので、中古端末の流通は広がりそうだ。

個人的には、キャリアは今後も多数の方々には手が届く範囲で購入できるレンジでの料金設定をしてくると思います。というか、どんな手を使ってでも無理やりやってくると思ってます。

そうした中、MVNOの強みをうまく活かした、中古端末の流通構造を作れれば事業チャンスはあると思いますし、Belongはそういったニーズをひろえるビジネスをしたいと考えています。

「中古スマホをあんしんして、手に取れる世界」を目指して、サービス展開予定です。


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