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Vビーム…42回
昨日の続きです。
3歳からスタートしたVビームによる単純性血管腫の治療は今でも続いています。
(2023年2月現在)長女は11歳半です。
長女は我慢強い性格でこの子なら全身麻酔せずレーザーが受けれると判断され、6歳から日帰り外来で狭い範囲に分けてVビームを打つ事になりました。
麻酔は塗りタイプの皮膚麻酔で、Vビームを打つ箇所だけに塗り込み2時間程待ちます。
皮膚が完全に麻痺したら、処置室で特殊なメガネをかけてVビームを打ちます。
麻酔をしていても痛みはあるらしく、大きな「バチンッ」という音と衝撃が怖くて幼い頃は身を固めて毎回泣いていました。
今では1人で処置室に入り、普通の顔で戻って来ますが…。
赤ちゃんの頃、赤ワイン色だったアザは今現在場所によりムラはありますが、一番薄い所は薄いピンク色になっています。
しかし、ほっぺのアザの境目が一番濃く、ここが一番目立つ箇所なのになかなか薄くなりませんね。
Vビームを打った数は…
全身麻酔で6回
外来で範囲を分けて約36回
これだけ打っていてもまだ消えません。
誰が見ても長女の顔には大きなアザがると分かります。
この文章だけを読むと、大変だね…。
可哀想だね…。と感じる方もいらっしゃるかと思います。
ここからは実際顔に大きなアザのある長女が11歳までどんな風に成長してきたか、幼稚園や小学校での出来事、周囲の目や反応、言動、そして母親である私が経験した事、心情、分かった事などを書いてまいります。
続く…。
写真は満月。
月蝕の時に写しました。
妖艶です。