単純性血管腫Vビーム
続きを書きます。
室蘭のヒーラーの元へは2年半程通いました。
途中からは先生が札幌の弟子(夫の従姉妹)の家に遠征に来る時に合わせて予約を入れてました。
長女のアザは相変わらず氣を入れた時のみ薄くなり、また元に戻るを繰り返していましたが私も長女と一緒に色々なヒーリングを受けました。
先祖供養が全て終わった頃、私の心の中に何か不思議な感覚が目覚めはじめました。
あれ?なんかスッキリしてる…。
あ、そうか!
2年半ヒーリングしてもらっていたのは長女じゃなくて私だったんだ!
サクッと腑に落ちた私は、北海道通いをやめることにしました。
そして既にある程度の会話できる長女に「レーザー打ってみる?」と持ちかけてみると、あっさり「うん」と答えました。
先生は本当に気さくな方で、私の考えを全て受け入れてくださり、今でも親交させて貰っています。
早速、長女を出産した実家近くの大学病院に連絡してVビームの予約を取りました。
入院は2泊3日、長女は3歳になりたてでまだまだ大人しくしていられないので個室に入りました。
新しいオモチャ、DVD、絵本、お菓子を買い込みいざ、入院です。
長女は旅行に行くみたいに楽しそうでした。
入院当日は特に何もなく自由。
部屋遊びに飽きたら院内の売店に出かけたり廊下をウロウロしたりして暇つぶし。
全身麻酔のため、翌日の朝食は抜きます。代わりにフルーツ味の麻酔導入薬を飲みますが、長女は不味くて全部吐いてました。
麻酔導入が効いているといざ麻酔をかける時の恐怖感が和らぐので、小さい子供には飲ませる事が多いそうです。
ストレッチャーに乗り、地下の手術室に向かう時はさすがの長女も不安な顔をしていました。
私は手術室に入れないので、手前の大きな銀色の自動ドアでお別れです。
ストレッチャーに起き上がり、涙目でこっちを見ている長女を見送る時はかなり胸が締め付けられました。
Vビームは1時間程で終わります。
麻酔でぼーっとしている長女と一緒に病室まで戻りますが、ここから普通の状態に戻るまで3〜4時間かかります。
腕には点滴、口元には酸素マスク、指先にはパルスメーターが付いているので身動きが殆ど取れず、麻酔の影響で吐き気もするらしくずっとグズっていました。小さな子供用ベッドに無理矢理乗り込み何時間も抱っこ。だんだん、ジュースが飲みたいとか、お菓子が食べたいとか言い出し普段の長女に戻って行きます。
Vビームは輪ゴムパッチンされる痛みがあるそうです。顔の広範囲に何百発もVビームを打った娘の顔はパンパンに腫れ上がり、レーザーが当たった所は濃い紫の斑点が無数に付いていて、見るも無惨ですが、本人はあまり気にしていませんでした。
退院は翌日の昼前です。
前日の夜にはすっかり元気になり、点滴のコロコロを引っ張って廊下をウロウロしたり、夜更かししてDVDを見たり、また旅行気分に戻っていました。
これが、Vビームか。
これを定期的に繰り返すのか…。
そしてこの全身麻酔でのVビーム治療は長女が6歳になるまで半年毎に行いました。
続く…。
写真は大きなワームホール。
UFOの通り道。