〜近代欧州におけるユダヤ人の歴史を知る〜ドハーニ街シナゴーグ in ブダペスト
このシナゴーグを訪ねたのは素敵な内装のシナゴーグがあると聞いたから。でもここにはユダヤ人虐殺の歴史があり、彼らの苦難の歴史も知ることになりました。
エントランス
外観からしてかなり大きなシナゴーグ。実はユダヤ教の寺院であるシナゴーグを訪ねるのは初めてです。入り口そばにチケット売り場があります。私たちは午後遅い時間帯に訪ねたので空いていましたがガイドロープをみるに普段は混雑するのではないでしょうか。
エントランスにもユダヤの星。入場にはセキュリティチェックがあります。男性は簡易ユダヤ帽とヘアピンを貸してもらって身につける必要があります。
堂内
中には広大な信徒席があり、二階席、三階席もありました。ここでは各国語でのガイドをしてくださる皆さんがいて、国旗のあたりで待っていると、ガイドが始まります。日本語はないので、英語で解説してもらいました。
入り口側のアーチ。
ヨーロッパ最大のシナゴーグだというのも納得。細かいところまできれいに飾られた寺院でした。天井の装飾が好きです。イスラム教と同じで、モザイクなどが中心で絵などで飾るキリスト教との違いを感じました。
ユダヤの歴史の一部
ここは中庭があり、そこは第二次大戦中に虐殺で亡くなった方のお墓になっていました。ブダペストでもこの一帯はユダヤ人街で、大規模な虐殺があったそうでこの庭に葬られているそうです。ガイドの方の解説を聞きながらカメラを向ける気分にはなれず写真はありませんが、みなさんも行って自分で何かを感じていただければと思います。
これは裏庭の追悼モニュメント。