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【Vo.1 #77 計盛良太選手】湘南ベルマーレ 選手の内側に迫る連載企画 Connecting the Dots -コーヒー好きはあつまれ! -

はじめに

湘南ベルマーレフットサルクラブは、日本最高峰のフットサルリーグ“Fリーグ”で戦っています。「ベルマーレフットサルに少し興味がある」「どんな選手がいるのか知りたい」といった皆さんに向けて、noteで選手紹介をお届けします!

この企画では、選手のフットサル選手としての一面だけでなく、彼らの魅力にも迫ります。各選手には「モチベーショングラフ」という過去の出来事を振り返るグラフを実際に手で書いてもらいました。このグラフを使いながら、これまでの競技生活や今後の夢・目標について語ってもらっています!


第一弾は、今シーズンからシュライカー大阪から移籍してきた背番号77計盛良太(かずもり りょうた)選手!


ボールを運ぶ計盛選手

早速試合で活躍し、ベルマーレでも欠かせない戦力となっています!
まだ計盛選手のことをよく知らないベルマーレサポーターの皆さんにも、計盛選手のこれまでとこれからのストーリーをぜひ感じていただければと思います。

計盛選手のモチベーショングラフ

モチベーショングラフ①「幼少期について」

広報:まず、サッカーやフットサルを始めた頃のことを教えてください!

計盛選手:サッカーは小学校2年生のときに始めました。本格的にフットサルをやるようになったのは、小学校5年生くらいからですね。

広報:サッカーからフットサルに転向したのは、どんなきっかけがあったんですか?

計盛選手:小柄だったことと、もっとボールに触れる機会を増やしたかったのがきっかけです。

広報:子どもの頃はどんなタイプの子でしたか?

計盛選手:とにかく体を動かすのが好きで、わんぱくな少年でしたね・・・。負けず嫌いで、試合に負けるとすぐ泣いてしまうような子でした(苦笑)。

モチベーショングラフ②「Fリーグ初登録」

広報:そんな計盛選手がFリーグに初登録されたのは高校2年生のとき。登録されたときの気持ちは、どんな感じでしたか?

計盛選手:想像していたよりも早く選ばれたので、嬉しくて仕方なかったです!
すぐに両親に報告したら、「良かったね!」と喜んでくれて、僕も本当に胸がいっぱいになりましたね・・。ただ、その後クラブから「すぐに抹消されるかもしれないよ」と言われて、実際にすぐ登録抹消となってしまい、まさに天にも昇る気持ちから地に落ちるような、しんどい期間でした。

モチベーショングラフ③

「U-19日本代表合宿」

広報:世代別の日本代表合宿にも招集されますね!
U-19の日本代表合宿に参加してみて、どうでしたか?

計盛選手:最初は自チーム(当時:シュライカー大阪)の選手とばかり話していて、他のチームの選手たちとのコミュニケーションに苦戦しました。あのとき、コーチに「プレーが良くても、コミュニケーションが取れなければ意味がない」と言われたことが、今でも心に残っています。
 フットサルではコミュニケーションがめちゃくちゃ大事なんです。自分がどういうプレーをしたいかを理解してもらう必要があるし、逆に仲間がどういうプレーが得意かを知ることも重要なんです。試合の瞬間瞬間でも、「あいつはこういうプレーが得意だから、足元に出そう」とか「今の体の向きを見て、パスを右か左か、それともスペースかどこに出そうか」といった判断の積み重ねで、ようやく「連携」が生まれていくんです。

「Fリーグ特別指定選手」

広報:その後、Fリーグ特別指定選手に選ばれたんですね。19歳のときの出来事ですか?

計盛選手:そうです。自分にとって、これが一番モチベーションが高かった瞬間ですね。チームの序列的には一番下の立場だったので、先輩たちを押しのけてでも試合に出たいと必死に努力を重ねて、ついにこのシーズンで初めてFリーグに出場できたんです。でも、そのシーズンでも名古屋戦は人生で一番悔しかった試合でした。(Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第33節名古屋オーシャンズ対シュライカー大阪:4-1で名古屋オーシャンズの勝利)

チームが勝ちきれなかったこと、自分が活躍できなかったこと…すべてが悔しくてたまらなかったけれど、それがさらに自分を成長させてくれたと感じています。

モチベーショングラフ④「人生でどん底な期間」

広報:これからという23歳のクリスマスに、試合で前十字靭帯と半月板を損傷する大きなけがをされていますね…。約1年間のけが生活は、どんなものでしたか?

計盛選手:約8ヶ月のリハビリ生活は本当に辛くて、フットサルを見ることすら嫌になり、引退を考えたこともありました。手術後1ヶ月は歩くこともできず、病院での生活が続きました。でも、その後は1ヶ月ごとに少しずつできることが増えていって、回復する自分の変化が楽しみになっていきました。

広報:復帰を目指した背景には、どんな思いがあったんですか?

計盛選手:周りの人たちの支えが本当に大きかったです。家族やチームメイト、そして応援してくださっている皆さんの声があってこそ、もう一度プレーしたいという気持ちが湧いてきました。特に両親が「またプレーする姿を見たい」と言ってくれたり、ファンの皆さんから「頑張れ」と声をかけてもらったことで、再びコートに戻る決意ができました。でも、復帰してからは「またけがをしたらどうしよう」と不安になったり、「ポジションを取りたい」と焦ったりもしましたね。

モチベーショングラフ⑤「湘南ベルマーレ移籍」

広報:そんな厳しい状況からのスタートを経て、湘南ベルマーレに移籍することを決意されたそうですね。ベルマーレに来て感じたことはありますか?

計盛選手:はい、新たな挑戦を求めてベルマーレに移籍しました。移籍を考えてたときに一番最初に声をかけてくれたこともあって、決断しました。ベルマーレに来て驚いたのは、地域との深い関わりやファンの方々との距離の近さですね。とても温かい雰囲気で、すごく嬉しかったです。

以下公式Xより、計盛選手は神奈川県の県民スポーツ月間ポスターにも抜擢されています🙌


広報:なるほど。確かにベルマーレは地域密着を大事にしていますからね!大阪を離れて、小田原での生活はどうですか?

計盛選手:小田原の自然豊かな環境をすごく楽しんでいます。ここでの生活は心地よくて、リラックスできていますよ。ちなみにコーヒーが大好きで、相当こだわりがあります!自分で豆から挽きますし、良いマシンとかも欲しくて、常にチェックしてますね。コーヒー豆の差し入れとかはもう、大歓迎です(笑)

広報:この記事で計盛選手の魅力を感じていただけたら、ぜひコーヒー豆の差し入れで応援をお願いしましょう!(笑)


モチベーショングラフ⑥「今後の目標」

広報:今後、日本代表に選ばれる未来を描いてくださってますが、その夢を実現するために具体的なプランはありますか?

計盛選手:そうですね、日本代表に選ばれるためにも、まずはゴール数2桁を目標にしています!自分の持ち味を活かしながら、結果として数字にもこだわってプレーしていきたいです。チームとしても、一つでも多くの勝利とゴールを目指して、全力で頑張ります!

広報:ご自分のどんなプレーに注目してほしいですか?

計盛選手:「気を遣える」プレーですね。フリーのランニングでスペースを空けて味方がプレーしやすい状況を生み出したり、すっと間に入ってパスを受けてさばいたり・・チームのために動くプレーに注目してほしいです!

なんやろー!と悩みながらも、丁寧にグラフを書いてくれました!

以上、計盛良太選手でした!

後半戦最初のホームゲームは11月2日(土)立川アスレティックFC戦(14:00キックオフ)です!チケット絶賛発売中ですので、後半戦も計盛選手のチームを思った気を遣えるプレーを是非小田原アリーナで目に焼き付けてください!

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