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ただの走り書きだと思っていた紙切れは未来の私への伝言だった


学生時代のアルバイトを含めると
40年以上デザイナーをしてきました。

何かものを作る方は
多分みなさんやってるんじゃないか
と思うのですが
何かいいイメージを
見たり思いついたりした時は
とにかくその辺にある紙にすぐにメモします

インスピレーションは
子供の足こぎ自動車位の速さで
横切る感じなので
行ってしまわないうちに
その辺にある紙切れに急いでメモします
広告の裏だったり
ガムの包紙だったり…

昨日分厚い束になっていた
そんなメモを
画像に撮った後に処分しました

私はずっとそれを
ただのメモ
たわいないものと
思っていたのですが

考えてみると描くときには
自分が何をいいと思ったか?
それを次に見るときに
わかるように
苦心して描いていました

走り描きではあるのですが
次に見たときに
そのニュアンスを感じとって
もらえないと意味がない

ネックラインのカーブの感じとか
全体的なシルエットだとか
レースの付き方だとか…

あの紙切れたちは
次にそれをみる
未来の私への
伝言だったんだ
ふと
そう思いました

なんでも思い方
考え方次第なんですね

メモはもう捨ててしまったんですけどね😅

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