「お世話になっております」が大事な理由と、おまけで流行りのClubHouse
社会人になりたてのころ、なんで大人になるとみんな「お世話になっております」って言うんだろうと思っておりました。
メールを送るときは、初めて連絡する場合でも「お世話になっております」とつけるように習っており、おかげでいまだにその習慣がついております。
当然ながら、最初に疑問に思った頃に調べてみたことがあり(普通の人は調べるまでもなく理解しているのかな?)、その時の調べた説によると、社会は循環するので、初めて会う人でも知らないところでお世話になってるから、ということを知って、なるほどと理解しました。
街の中で見かけた酔っ払いのおじさんも、自社のお客さんかもしれませんし、コンビニの前でタバコ吸ってたお兄さんも、上司のご子息かもしれません。電車でスマホに夢中の女子高生も、自社のお客さんのユーザーかもしれませんし、観光地で賑やかなおばさまも、仕入れ先のお偉いさんかもしれません。
これって実はすごい話で、お世話になってない人はいないことになるかもしれません。
「六次の隔たり」という仮説があります。
すべての人や物は、友人の友人の友人・・・という6つ先までたどれば、すべて到達することができるという説です。
なので、電車の中で合う人、ネット上で見る発信者、すべてお互いが何らかの関係者と言えます。その方が消費してくれることで経済が回って、自分に還元されているということです。
そう考えると、マジでみんなに感謝しかないわけです。
ホント、お世話になっております。ありがとうございます!
とはいえ、みんながみんなそう考えて行動しているわけでもありません。周りのことを全く考えてない人は目につきます。
相手に対する横柄な態度を取る人、自分よがりの行動をする人、とにかく人を叩きたいだけのコメント。ありますね。
こういう人は、まだ「大人」「社会人」になれていないということです。要は「幼稚」なわけで、お世話になっていることがまだ理解できていない人なのでしょう。残念だな、とだけ思っておけば良いのだと思います。
ところで、ClubHouseという音声SNSが最近はやっているようです。
やりたいと思ってたわけではないですが私のところにも招待が来ました。中を覗いてみましたが、現状では傍観しようかと思います。参加する、つながる、発信する、などが好きな人は楽しいのかもしれません。
ただ、このサービスのユニークな点は、招待制であり、1人が2人しか招待できないという点です。
それでも、自分が招待してくれたつながりと別のルートから参加している地元の友人や、仕事でお会いした人などを見かけました。人のつながりはすごいものです。6次の隔たりですべての人につながりそうだなと思わせてくれます。
なので、やっぱり、知らない他人にも十分お世話になっているわけですね。