![コメント_2020-03-12_224446](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/20827619/rectangle_large_type_2_10ea18f2b13fb50738b1a17fd97bd5c3.png?width=1200)
あいまいさの排除
本日も障害者雇用、とくに発達障害について考えてまいります。
あいまいな指示が苦手な方がいます。
何かと白黒つけないと落ち着かないような感じです。
「どっちでもいい」「うまくやっておいてほしい」と言った成果を求めると困惑をしてしまいます。
なので、そのような特性のある方には、業務のあいまいさを排除してあげることが大切です。
では、その排除されるあいまいさとは何だろうかと、ふと考えました。
これは、ある程度のこと、いや、ほぼほとんどのことが作業指示をする側の徹底した配慮で解決できるのではないかと思います。
あいまいさは作業に宿るのではなく、作業指示に宿るのです。
たとえ両面印刷だろうが、片面印刷だろうがどちらでもいいコピーがあったとしても(たとえそれがどんなにどうだっていいとしても)、「両面印刷でお願い!」と言い切ってしまう決断が必要です。
別のチームからの作業依頼を受けて、依頼主も「あとはうまくやってもらえればOK」と言ってて、自分でも「まぁこの部分は業務全体からすれば主要ではなく、影響もないから『あそび』の部分かな」と理解できていても、指示を出すときは「これはxxでよろしく!」と言い切ってしまう決断が必要です。
この点をあいまいに指示したままで、繰り返し質問されるほうがお互いに疲れますし、確認の手間が差し込まれるので、作業効率も下がります。(コミュニケーションをとりたいなら別ですが)
指示内容は明確にすることができます。やるほどに慣れます。
ぜひ、あいまいさを排除してメンバーの能力を生かしてストレスフリーに業務を進めたいものです。