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認知行動療法5 自己教示訓練(創造性訓練)

引き続き、学んだことをメモしていきます。
タイトルが、人の興味を引くようなタイトルでないことは承知しています。

自己教示訓練(創造性訓練)

自己教示とは読んで字の如く、自分で教示する訓練なわけです。自分が「Aだよ」と自分に言い聞かせてAの行動をとるという、行動前の自己暗示みたいなものです。

この自己教示と、創造性、クリエイティブな発想がどう関連するかという話です。

ヘンショウ [ Henshaw ] は創造的ではない大学生に、創造性のテストバッテリーをやっているときに出てくる思考や感情を記述させた。課題とは無関連な自己批判思考(例えば、「自分はあまり独創的でないし、創造性もない。課題を決まったやり方で解く方がうまいんだ。創造的にやれなんて言わないでくれ」)とか、創造性をけなす思考とか、「そのぐらいの答えは誰だってできるさ」と、自分が創造的思考をした場合、その成績を価値のないものにする思考を報告した。
(「認知行動療法」ドナルド・マイケンバウム著 根建金男 監訳)

私自身も大変心当たりのある内容で、ドキッとしましたが、この内容をもし一般化してしまうのであれば、

・できる人は、できると思っているからできる
・できない人は、できないと思っているからできない

ということでもあるかと思います。

プログラミングの初学者などもこのような思考で成長がわかれるようにも感じます。できると思っているのか、できないと思っているのか。
もちろん、プログラミングに限りません。

この「できる・できない思考」が創造性においても同じことが言えるという点で面白いと思いました。

本日は以上!


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