十角館の殺人を読みました(ねたばれなし)
久しぶりに記事を書いたら、タイトル部分の文字入力で四苦八苦しました。三上です。
十角館の殺人を読みました。
ミステリーの大家、綾辻行人さんのデビュー作だそうです。
コミックデイズで漫画版の冒頭を読み、面白かったので早く犯人を知りたくてKindleで購入しました。
購入するために検索をかけた時、検索候補に「十角館の殺人 衝撃の一文」って候補が出てきて「おい!これネタバレ大丈夫か?!」と思ったものの、購入するまでにネタバレ踏まずにすみました。よかった。
内容の方は…すごく読みやすい!
なんかミステリー小説って文章や単語が古めかしいイメージがあったんですが、これは「最近刊行されたやつ?」と発行日を確かめてしまうくらい現代風で、するする読めました。
話の展開も無理なところや変に難しい部分はなくて、とにかくページをめくる手が進む。
そして途中で例の「衝撃の一文」があり、もうあからさまに「これがそれか〜!」って分かるような、覚悟しててもひっくり返るような衝撃を受けました。
もう富士山みたいな感じ。デカいんだろうな〜と覚悟して行ったら、やっぱり声が出ちゃうくらいデカかった!っていう。名物観光地だね。大満足です。
読了し、ホクホク顔でAmazonのレビューとかも見てみたら、概ね好評。ときどきミステリー好きや冷静な人が「このトリックは無茶すぎる」みたいなことを言ってたり。言われてみたらそんな気がしないでもない。まあ別にいいかなって感じですけども。
それから、ネタバレじゃないかと思っていた「衝撃の一行」で検索しても全然ネタバレを踏まなかったのには驚きでした。みんな口が堅いね…。ミステリーファンって民度が高い。
と、いうことで私も先人にならい全く中身のないレビューのまま終わりたいと思います。
新装改訂版、スルスル読めて初心者にもおすすめです!みんな読んで〜。
ちなみに新装改訂版は、1987年に刊行された作品を20年後の2007年に修正したものなんですって。
だから読みやすかったんだなぁ…。作家さんのひと手間に驚くばかりです。