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初めての女性起業家交流会で得た気づきと挑戦
僭越ながら、私の起業ストーリーをお話しするところからスタートした初めての『女性起業家交流会』。
今回ご参加いただいたのは6名でした。話す内容を事前に原稿にしておけばよかったかな?と思いながらも、初めての緊張感と自分のポテンシャルを試すためにあえてパワーポイントだけを準備して挑んだトークイベントでした。
セミナーなどではなく、「私みたいな人もいるんだ」「自分も頑張ろう!」と思ってもらえたら、という気持ちで臨みましたが、結果として私自身が新しい挑戦をさせていただき、素敵なご縁と経験と学びをいただいたと感じています。
やり終えてみると、今後の課題がたくさん見つかり…というか、そもそも継続開催するつもりがあったわけではないのに、自然と1人反省会を始め、課題を分析して「次回に活かそう!」と心に決めている自分がいました。
来年1月に開校するフリースクールのことを考えると、私にはもっと多くの人に伝えたいことがあると感じています。そのためにも、『聞きやすい話し方』を磨いていかないとなぁ、と改めて実感しました。語彙力が乏しい私ですが、これからもっと多くの人に思いを伝え、繋げ、そして結んでいけるようになりたいと思っています。
今回の交流会に来てくださった皆さまは、本当に素敵で魅力的な女性ばかりでした。中には、こういった交流会に初めて参加された方もおり、勇気を振り絞って最初の一歩を私の会に決めてくださったことが、本当に嬉しかったです。
正直なところ、シングルマザーである私は「人一倍頑張ってきた」とどこかで過信していた部分がありましたが、それがいかに恥ずかしい思い込みだったかを痛感しました。皆さんは良妻賢母として家庭を支えるだけでなく、自分の好きなことや特性を活かし、さらにはそれを社会の幸せへと繋げようと邁進されている。その姿には心から尊敬の念を抱きました。
もし私が離婚せず、専業主婦のままでいたならきっと起業なんて考えもしなかっただろうなと改めて思います。
少し内容を振り返ります…
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離婚する為、母子シェルターでお世話になった経験がなければ介護士もしていなかったように思います。
離婚後の生活は本当に苦しく、何度も心が折れそうになりました。それでも、友人をはじめ、多くの方に支えられたことで一歩ずつ前に進むことができました。初めて介護士として勤務させていただいた老人ホームでも、子供がいるため働ける時間が限られている状況を快く受け入れてくださり、温かい環境の中で働くことができました。
そんな中、未熟だった私を管理者として認めていただけるまで育てていただいたことは、一生忘れられない感謝と御恩です。私が起業できたのは、この職場で多くの経験を積み、成長する機会をいただけたおかげです。そして何より、たくさんの命と向き合う中で、仕事以上の学びと気づきを得ることができました。
「1日1日を大切に自分らしく生きる」
私の行動指針そのものです。
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弊社の理念の源泉は、「自殺や虐待がない世の中をつくる」ことにあります。そのために、孤独や孤立を防ぐ「居場所」を提供し、雇用を創出することで生活困窮者を減らし、みんなで健康について考え、行動する機会をつくることを目指しています。
「みんなの命をみんなで守る」
現代の核家族化が進む社会では、ひとつの家族が子育てから老後の介護まで全てを担うのは非常に困難です。だからこそ、街ぐるみで生活を助け合える環境を、単なる「想い」ではなく、実際に機能する「仕組み」として構築していく必要があります。
その実現には、私たち民間企業や住民の努力だけでは限界があります。官・民・学が一体となって連携し、共に取り組むことが不可欠です。
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私にとっての成功の定義は、「常に行動し、執着せず、自己で選択し、自己で決定し、自己で責任を持つこと」です。
幼少期に虐待を受け、結婚相手からはDVを受け養育費もらえず、生活保護に頼らざるを得なかった時期もありました。しかし、どんな状況でも「自分らしく前向きに生きること」と「感謝の気持ちを忘れないこと」を大切にしてきました。そして、自分がいただいた感謝の気持ちを他者に伝え、繋いでいく中で、少しずつ光が見え、「これでいいんだ」と自信を持てるようになりました。
これからも、私の想いをより多くの人に届け、紡ぎ、結び、形にしていけるように精進してまいります。
これから関わってくださる方々と共に形をつくり上げていくこと、さらに当事者ではない、ゆかりのない人たちをも巻き込みながら、まだ想像もできないような形で社会に貢献することが、私の『夢』であり目標です。
そんなワクワク感を大切にしながら、人との関わりの中で確実に成果を形にし、それを社会にしっかりと残していきたい。そして、「自分の人生でこれだけの足跡を残せた」と胸を張って思える状態で人生を終えたいと願っています。
思いきっり自分の人生を楽しもう!