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TV series 海に眠るダイヤモンド ~ Square Dance ~

1話は、制作陣、キャスト、ロケセットの再現度、映像のスケール感
すべてが豪華で物語の世界観に目を奪われたが、
ストーリーは、時代背景、端島、炭鉱、過去と現代の登場人物たちの説明に
終始するprologue

2話から、登場人物たちそれぞれの心の内が見えはじめ、ストーリーが動き出す。
面白くなりそうな予感。
登場人物で、主人公なのに鉄平の役柄にあまり魅力を感じないのと、斎藤工さんは何を演っても斎藤さんな感じ…今のところ。
それ以外はとても魅力的なキャスト陣。


スクエアダンスと台風
交錯する視線。


朝子、視線だけで鉄平への揺れる恋心と、自分の置かれた環境を淡々と受け入れ、その中に細やかな幸せを見つけて笑顔になる健気さを体現する杉咲花さん。
朝子でしかない愛らしさはテッパンの演技力。


リナ、湛えるミステリアス感がハマる池田エライザさん。
その美しさに見惚れてしまう。


賢将、鉄平を思う朝子の悲しい顔を見たくないから?鉄平の好きな子をみんな持っていっちゃう賢将、なのに好きな朝子には手も触れられない賢将、でも朝子の笑顔の前では好きの言葉が抑えられない賢将、朝子の姿を追う賢将の眼差しとpureすぎる愛が尊い清水尋也さん。
もう、おばちゃんの心を鷲掴み。
賢将推しにならない人いるかな?


百合子、こどもは嫌いよ、女優ならこどもがいなくてもいい
    神さまは目を合わせてくれない、後ろめたいんだわ何も救えないから
    私って性格悪いの、だから朝子に意地悪しちゃうの
    神さまはいないの、浦上の上にだってピカは落ちたんだよ
    島を出たら、私はただの島の娘。端島だから好き勝手してられるのよ、
    わかってるの
    私のことを好きな人となんて、いい加減な気持ちで付き合えないもの
台詞から彼女の抱える闇とその重さを感じて苦しくなる。
朝子との対比、百合子を唯一まっすぐに見つめてくれる鉄平を受け入れられない理由は何?土屋太鳳さん。
今まで、ぶりっ子芝居?なイメージを勝手に持っていたけど(偏見ですごめんなさい)
この役は、発声から違う存在感のある芝居に魅了され、百合子のキャラが一番気になる。

それぞれの恋のベクトルがどのようにstoryを動かし、未来へつながるのか、
いづみは誰なのか、
玲央は何者で、いづみとの関係は…
この先の展開がとても楽しみ。

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