TV series 海に眠るダイヤモンド ~ Seeds of Hope ~

朝子とコスモス
4年の月日を経て、恋のベクトルが向かった先の幸せ。

4年間で、鉄平。
いつの間に？鉄平の瞳には朝子しか写らないくらい、もう朝子にゾッコンやん！
百合子のみならず、島のみんな周知の事実になっているのに、孤立する賢将への全方位的優しさゆえの気遣いから、今一歩前に進めないのが…
あぁ〜、焦ったくて鉄平らしくて微笑ましい。

その一方で朝子は
鉄平の真意を測りかねて、喜びと落胆を繰り返す悶々とした時を過ごしていた
様子。
鉄平からのカステラを美味しそうに頬張る表情、百合子に愚痴る表情までもが
愛おしい。

そんな朝子に本当にしたい事を見つけることができるように、ストライキを促し
食堂の朝子からの解放へ導く百合子。
百合子がとても素敵。

後に自分の人生だと言えるほどの、したい事を見つけた朝子。
その実現のために協力、奔走し、全力で応援する幼馴染みたちの友情も胸熱。

4年の月日の中で、賢将の孤独に寄り添い続けた百合子は、賢将にとってかけがえのない存在となり、賢将は百合子のすべてを受け止めることのできるtough guyになった。

最高に素敵なscene
これからも付き合ってよ、俺の人生に。
俺も百合子の人生に付き合うからプロポーズの言葉に、
私の人生手強いわよって返す百合子のキャラが好き。
俺はtoughだよ、百合子がいれば…賢将も素敵

二人を見守る鉄平と朝子の表情も幸せいっぱいで観ているこちらまで幸せな気持ちになる。
百合子にはずっと幸せでいてほしい。
二人の幸せが永遠でありますように。

もう一つ
多幸感溢れるpureな告白

鉄平と朝子のやり取りは、神さまと花さまならではの超自然体…に見える演技？
アドリブのよう。
やはり私は花さまの朝子の視線、仕草、表情すべてに心奪われる。

鉄平にストライキの理由を尋ねられて「結婚」という言葉を口に出すことに逡巡する視線。

鉄平の結婚を「しとうなかと?」 の言葉に
そうじゃなくて、結婚したい相手は鉄平なんだよ！バカ
って心の声が聞こえるような表情。

鉄平からの2度目の 好き に
やっと想いが届いた涙目で笑って、ヒクッて泣いちゃうところも
涙を手や腕で拭いながら鉄平の告白を受けてる仕草も
わかった！ って言いながらの照れた笑顔も
ホントにお芝居なの？って思うくらいナチュラル。
杉咲花でありそれが朝子なの。
こちらは彼女と同時に涙腺崩壊してしまう杉咲花の芝居に惹き込まれる沼。
いつも

朝子よかったね。って心からそう思わせてくれる
花さんの芝居が好き。
朝子の幸せが続いてほしいのに
朝子のこの先が心配でたまらない。幸せになるよね？なってね！



6話で印象的だった台詞

バカだからお互いの顔が見えないと相手を人間だと思えなくなっちまう。
一平さんの言葉。
辰雄さんとの会話の中で、それまでお互いに対話をしてこなかった自分たちを揶揄する言葉だけど、相手も自分の顔も見えないことをいいことに誰かを誹謗中傷したり、嘘くさい繋がりを求めてSNSに依存して生きる今の人たちを言い表しているようにも思えた。

7話は端島の終わりの始まりかな…不穏。
朝子が端島に生かされてると言った鉄平は？