【建築デザイン】内装の装飾に金属メッシュという選択
こんにちは、たいしお。です。
金属メッシュって、聞いた事ありますか?
なかなか耳にしないですよね。
今回はこちらを、建築の装飾として使用させていただいた事例をご紹介しまーす!
こちらがアサダメッシュさんの金属メッシュというもの🎞
木綿の織技術を活用した、金属の織物で、
建築やファッション、アートなどに取り入れられているとのこと。
とある店舗の内装工事を請け負った際に、デザイン設計の先生監修のもと、店舗の内装装飾にこの金属メッシュたるものを使用させて頂きました。
工務店として新しい試みで、どのような仕上がりになるのか、はたして上手くいくのか、好奇心もあり不安もあるスタートでしたが、、(°o°;)
加工方法は写真のように、簡単にハサミで切れるんです。形状記憶の性質があり、折り曲げて使うこともできるようですが、今回は折り曲げないように使います。
材料を自宅に持ち帰り、デザイナーの考えた形状となるよう200パーツほどカットしましたが、加工のしやすさ、手触りの柔らかさから、やはり一見金属とは思えないほどでした!👀
照明器具を取り付ける前なので少し暗いですが、波形にカットした金属メッシュを天井の装飾として取り付けて行きます。不燃素材のため、防炎対象物品としても使用可能です。
また今回の肝ですが、この金属メッシュ、照明との相性がとても良いことをメーカーも発表しており、ダウンライトを取り付けた時の仕上りは、、
おぉ、、!内装を完成させ、照明を付けた瞬間、関係者たちを唸らせました😮👏🏻✨
記事の最上部、サムネイル画像と同じ現場ですが、かなり印象が変わって見違えましたね!
間接照明のようでもあり、シャンデリアのようでもあり、他では生み出せない空間を演出しています。
天井への吊り下げ施工の方法や、ダウンライトとの位置関係、デザイナーやメーカー担当者との協力も経て、この記事では書ききれないほどの試行錯誤がありました。
いかかでしたでしょうか?
金属メッシュの施工経験がある工務店はかなり限られていると思いますので、内装等に金属メッシュの導入を検討しているデザイナー様や設計事務所様、その他工務店様がいらっしゃいましたら、材料選定から施工まで是非ご相談くださいませ~!m(_ _)m