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【建築の何を楽しむか】設計ではなく現場を選んだ私の話

こんばんは~
眠くなってきて、目を瞑った。
書きたいことが思い浮かんだ。
noteを開かずにはいられません、たいしよ。です。

今夜は"建築"の話🏠

・"建築"にもいろいろある

建築家、といえば有名な意匠設計の先生の名前が思い浮かびますね。
それは、建築といえば、彼らが創造した目を引くアートな建物を、第一にイメージするからです。

美的な形状、色彩を創りあげる"意匠"

ほとんどの大学の建築学科では、まずはその意匠を学び始める生徒が多いでしょう。
私も十数年前、大学に入学当初はそんな生徒のうちの1人でした。

図面の書き方を学び、建築模型の作り方を学び、いかにテーマを追求した建築の"意匠"を設計できるか、それを目標に建築の世界に足を踏み入れるのです。
その他は、単位のためにおまけのように、構造や建築設備(空調や給排水、電気など)、施工、積算の講義も受講します。

その状態で2年も経過すれば、自分が意匠を司る設計士を将来の職にしたいかどうか考え始めます。
私は実は、意匠でもなく、現在の本職である施工でもなく、建築設備を選択したのです。

人間で例えると、意匠はルックス、構造は骨格、建築設備は臓器や血管ですね!
建築設備を学び、建築設備で就職し、上京して来ました🗼

・結局作り上げる工程が一番楽しい

建築の、見えない影の部分。それであり無くてはならない存在。そういった側面に魅せられ選択した建築設備でしたが、私は机上の設計では、満足せず、、すぐに仕事を辞め、施工の道に進み以後ずぅーーっと施工、いわゆる実際の建設現場で仕事をしています。

体を動かすのが好き、と言う訳ではなく、一つの作品を作る為に、段取りしパズルを繋ぎ合わせて完成させることに一番の面白みを感じているんです。

・何故、新築ではなくリフォームに?

自己紹介にも書きましたが、現在は新築工事ではなく、リフォーム工事をメインとした工務店を経営していますが、なぜそうしたか。

それは私が"新しいこと"が好きだから。

それなら新築向きなのでは?と思うかも知れませんが、その逆なのです。
新築工事も勿論経験してきましたが、新築は、如何せん工期が長い!
そう、工事途中で何度も同じ図面を見て、完成する前に完成形のイメージがついてしまい、飽きてしまうんです(´ °ω° `)アラー

リフォームなどの改修工事は反対に、短工期で、どう直すか、どう魅せるか、毎回考えます。

「試行錯誤→完成」の私の満足フローを毎回繰り返すことができる!それが理由です。

建物によって、劣化具合や使用している材料が違うので、新築のようにマニュアルが決まった作り方ではなく、臨機応変に対応する能力を必要とされます。
ある意味、応用の連続で、新築よりも経験値が必要かもしれません。

私もまだ建設業10年とちょっとの若造です。
まだまだ、現場毎に学ぶことがあります。





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