STU48 5thSg「思い出せる恋をしよう」MVロケ地探訪記 ~2019秋・御手洗編~
「思い出せる恋をしよう」とは?
2020年9月2日(水)に発売されたSTU48の5thシングル、「思い出せる恋をしよう」。
メンバー曰く、「秋元先生にしては珍しい両想いの曲」。
甘酸っぱい青春時代の恋がこれでもかというぐらい爽やかに、そしてその先の未来で今を振り返っても「素敵な日々だった」と思い返したい…と切なく歌われているこの曲。
今回のMVは「1期生/ドラフト3期生Ver.」と「2期生Ver.」、そして上に貼った「MIX Ver.」と3種類が存在します。
1D3期の現在に対して2期が過去という設定のためか、2期のMV映像には上下にレターボックス(黒帯)が入ってアスペクト比が映画風になってます。レターボックス分の推しメン(原田清花さんのことです)の映りを返せ
ロケ地はどこ?
MV公開前日に1枚の画像が出てきたのですが、まあ瀬戸内に通っている諸兄であればこの1枚で場所が簡単に特定できますよね。
そう、今回のMVロケ地の舞台は広島県呉市豊町(ゆたかまち)の大崎下島・御手洗町並み保存地区が中心となります!
加えて、1D3期のダンスシーンは呉市の呉港(たぶん市産業部港湾漁港課管轄のエリア)、学校は御手洗と同じくとびしま海道・下蒲刈島の旧下蒲刈小学校です。
ちなみに小学校は、2020年3月いっぱいで閉校したらしいです…
なんで2020年発売のシングルなのに「2019秋」なの???
皆様のこの疑問はごもっともです。
今回ロケ地巡りの記事を書くにあたってもちろん実際の場所を巡ったわけですが、実は…御手洗に行ったのは2019年10月なのです。
と言いますのも、スマホゲームアプリ「STU48の7ならべ」CMが撮影された場所も、実は同じく御手洗港を中心とした呉市のとびしま海道エリアでした。
なので、2019年10月にそのロケ地巡りをしていたんです。
(ちなみに当時の推しメンは沖ちゃんでした)
(険しい)
そしてそれを記事にする前に、気づけば同じ場所で5thシングルのMVが撮影されていたという…
しかしながら、2020年のCOVID-19パンデミックによって、ロケ地巡りもしづらくなっていた状況でした。
なので僕はこう思ったのです。
「7ならべCMのロケ地巡りで撮った写真で、ある程度5thSgのMVシーンに迫れるんじゃね?」と。
つまり今回は、「STU48の7ならべ」CMロケ地探訪記 兼 「思い出せる恋をしよう」MVロケ地巡りのコラボ記事ということです!(無理矢理)
それ故にMVと全く同じ構図で撮った写真はほぼないわけですが、その辺はご了承ください…笑
もちろんちゃんとロケ地巡りしたいので、改めて再訪するつもりではありました。
(というかこの数か月後に再訪しましたので、それは改めて)
(結果的に)ロケ地に行ってきた!
2019年10月28日、月曜日。
安芸灘とびしま海道を通り、やってきましたのは広島県呉市豊町の大崎下島・御手洗地区。
海運が盛んだった頃の港町の風情を残す、瀬戸内の歴史を語るまち。
今回は広島市内でレンタカーを借りての訪問でした。
免許があるのであれば、やはりここは車での訪問が無難かなと。
大崎下島へのアクセスについては、「離島ガイド」(下記リンク)さんが詳しいのでこちらをご参照いただくのがいいかなと思います。
(呉市豊町観光協会のWebサイトもあってすごく詳しかったんですが、いつの間にかなくなってました…)
※駐車場について
駐車場ですが、御手洗地区には無料駐車場が2か所あります。
通常、とびしま海道を走ってくるとこの地図の左上に来るのですが、御手洗の街並み保存地区に入るところに1つ目の駐車場があります。
しかしながらここは5台ぐらいしか駐車できないので、土日など混雑する際には街を抜けて、南側の「御手洗かもの駐車場」を使うのがいいかと思います。
というわけで御手洗の町へ入りました。
まずは冒頭のタイトルバックとメンバーが歩く道。ここは御手洗地区の海岸線を通る県道です。
写真は昔舟宿だった家屋から撮ってるんですが、写真右奥に小さく写ったミラーの所が実際に歩いてたところですね。
ちなみにこの舟宿の前が、先ほどもちらっとご紹介した7ならべの沖さんのCMロケ地です。
そこから少し歩くと、メンバーが海に足を投げ出して座っていた御手洗港(現役)に着きます。
MVのように浮桟橋に座ってガールズトーク…なんていうのも田舎の海沿いでは不思議でもなさそうですが、Googleストリートビューを見た限りでは発着時以外入れないようになっているみたいです。残念。
ちなみに写真の鳥居は恵美須神社の鳥居。
内陸側の社から海に向かって鳥居があるのも瀬戸内では比較的よく見られる光景ですね。
また、商業の神であり、もとは漁業の神である「えびす様」を祭っている神社ということで、昔から海と共に生きてきた瀬戸内の暮らしを垣間見ることができる場所になっています。
そしてその御手洗港の前にあるのが、御手洗港バス停。
ここも県道沿いなので分かりやすいです。
パステルブルーに彩られた昔の洋館のような建物が並んでますが、手前側・2階建ての建物はおそらく民家、その奥の平屋は港町交流館という建物。
ぱっと見と違って歴史的建造物ではなさそうです。
細い小径が気になって何となくレトロチックに撮ったんで、俯瞰の写真は無いです。
ただ、その小径が御手洗地区ならではというか、往時の佇まいを感じますね。
そんな小径の奥、町中へ進んでみましょう!
町中へやってくると、どこか懐かしい風景が視界に広がります。その中に駄菓子屋玩具ミュージアム 御手洗昭和館を見つけました。
2期メンが手紙用のレターセットを買い(このシーンでは雑貨店になっていました)、1D3期メンがラムネで乾杯してる場所です。
Googleストリートビューには映ってないのでいつ頃できたのかな?と思ったら、古民家を改装して2017年にオープンしたらしいです。
僕が訪問した時は、昭和レトロの代名詞とも言うべき昔懐かしいホーロー看板が3つほどぶらさがってました。
メンバー的にはラムネぐらいは飲んだことあるかもですけど、昭和なんてもはやレトロを通り越して歴史資料館みたいなもんなのかな…という気もします…笑
御手洗昭和館をさらに奥へ入っていくと、郵便局の隣りにまたもパステルブルーの建物が。
こちらはれっきとした洋館のようで、理髪店になっています。
この辻は、御手洗でも一番目立つ場所かなと思います。
石田千穂さんの7ならべCMはここで撮影されています。
その郵便局/洋館前の奥が常盤町通りと呼ばれる、言うなれば御手洗の目抜き通りです。
御手洗の栄えた時代の面影を存分に感じることができます。雰囲気があっていいですね。
さて、お次は少し歩いて満舟寺(まんしゅうじ)前の小径にやってきました。
一説には、かの加藤清正公が築いたとされるこのお寺は少し高台にあり、その階段から延びる小径を何となく撮っていたら、まさかのMVにここを歩くカットがあったという驚き…笑
後半に数人でのリップシーンが出てきますが、矢野&田中組のカットはこの小径を満舟寺側へ向いたカットになっています。
しかしよく撮ってたもんだなぁ自分…
さあ、ここからラストスパートですよー!!
今回のMVでどちらのバージョンでも最後の手紙をに出てくるのがこちら、千砂子波止(ちさごはと)と高燈籠。
江戸時代後期に作られた波止場(防波堤兼係留施設)と、灯台としての役割を果たした燈籠が、今も御手洗の象徴として、その姿を変えることなく残っています。
遠く南東の方角にはしまなみ海道の橋梁も望むことができ、海運隆盛だった頃の瀬戸内航路でこの港が果たした役割を感じることができますね。
さて、御手洗の町中はこれぐらいかなと思いますが、最後にひとつ、高いところに上ってみましょう!
それはもちろんこの場所、2期メンのダンスシーンが撮影された歴史の見える丘公園展望台です!
先ほどの満舟寺の横にあるふるさと学園という場所から上ることが可能で、約20分ほどだそうです。
車でも遠回りで行くことができ、数台分の駐車スペースもありますが、比較的急な山道な上に狭いため、坂道で離合はくれぐれもご注意を。
パノラマにするとこんな感じ。
御手洗の町と瀬戸内海を眼下に一望できるとても眺望の良い場所なので、ぜひとも上っていただきたい場所です。
ちなみに7ならべの岩田さんのCMはここで撮影されています。
おわりに
というわけで少し駆け足ではありましたが、2019年秋に行った「STU48の7ならべ」CMロケ地探訪で撮影した写真を使用しての、STU48 5thSg「思い出せる恋をしよう」MVロケ地探訪。
いわゆる聖地巡礼でした。
若干変則的な形にはなりましたが、意図せずMVを忠実にトレースした写真もあり、思ったより様になったかなと思います笑
あとは学校(旧下蒲刈小学校)と呉港を残していますが、こちらは全く訪問できていないのでまた次回ということで、気長にお待ちいただければと思います。
それではまた次回のロケ地探訪でお会いしましょう!
↓ ↓ ↓
というわけで、2020年11月に満を持して訪問しました。
完全版は下記リンクからどうぞ!
(了)
【そのほかのMVロケ地巡りはこちらからどうぞ!】
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